au夏モデル「HTC J One」「Xperia™ UL」「URBANO」のカメラで徹底撮り比べ!(3/4 ページ)

» 2013年06月19日 09時30分 公開
[荻窪圭,PR/ITmedia]
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風景を撮り比べ

 次は風景写真を撮ってみよう。よく晴れた日に、観覧車と草原と青空をいっぺんに撮ってみた。

 観覧車を見ると、発色やディテールがきれいに出ているかが分かるし、青空で空の発色がどうなのかが分かる。1枚でいろんなことが分かる構図だ。

photophotophoto 左からHTC J One、Xperia™ UL、URBANOで撮った写真

 くっきりしていてきれいなのがURBANO。人物撮影のところでも書いたが、URBANOはコントラストが高めでくっきりした写真を撮ってくれる。その特徴が晴れた日の風景写真だと生きてくるのだ。メリハリがあってきれいな風景写真である。

 URBANOを開発したのは京セラだが、実は京セラは2005年までCONTAXブランドなどのデジタルカメラを作っていた。そのときも風景には強くくっきりした写りだった。似ているのが面白い。

 Xperia™ ULは非常によくまとまったナチュラルな風景写真となった。実はこちらも“Cyber-shot™”らしい爽やかな写りだ。メーカーによる差は出るものなのである。

 HTC J Oneはワイド感が素晴らしく、非常にナチュラルに撮れている。空の青さが足りない感じがあるのは、午後もちょっと遅くなっていて、陽射しが赤みを帯びかける時間帯だったからなのだ。

料理やマクロ撮影で撮り比べ

 スマホのカメラ機能で人物に次いでよく撮られるのは何か、というと、おそらくは近くにあるモノの写真。

 美味しそうな料理やスイーツがあればそれを撮り、きれいなバラがあればぐぐっと寄って撮り、趣味のアクセサリーを撮る人もいれば、お店に飾ってあったちょっとしたオブジェを撮る人もいるだろう。

 まずはベリーのタルト。

photophotophoto 左からHTC J One、Xperia™ UL、URBANOで撮った写真

 表面が艶やかですごくリアルに写っているのがHTC J One。やはり「HTC UltraPixel Camera」は屋内での撮影に強い。Xperia™ ULは温かみがありおいしそう。URBANOもなかなかナチュラルだが、室内だとシャッタースピードが遅くなるので手ブレに注意したい。

 続いて屋外へ出てみよう。曇天だったけど、バラが非常にきれいに咲いていたので3台で狙ってみた。

photophotophoto 左からHTC J One、Xperia™ UL、URBANOで撮った写真

 同じ条件でも微妙に違う。HTC J OneとURBANOはくっきり系。Xperia™ ULはふんわり系。花びらのピントがあったところを見ると雰囲気の違いが分かる。URBANOが一番明るく撮れている。HTC J Oneはナチュラルで鮮やかな写真となった。

夜景を撮り比べ

 夜になると夜景の時間。夜景はぐっと難易度が増すので、三脚を使って撮ってみた。

photophotophoto 左からHTC J One、Xperia™ UL、URBANOで撮った写真

 よく見ると、こちらの写真も違いが出ている。ディテールまでちゃんと写っていたのが、画素サイズが大きいHTC J Oneだ。吊り橋のワイヤーが一番よく写っている。これはすごい。高感度に強いカメラならではだ。

デジタルエフェクトを使ってみよう

 基本撮影だけがスマホのカメラじゃない。今回は3機種とも面白いデジタルエフェクト撮影機能を持っていたので、時にはそういう機能で遊んだり、アーティスティックな写真を撮ったりしてみよう。

 HTC J Oneは撮影画面左下のアイコンをタップすると、カメラエフェクトが通常モードと合わせてずらっと16種類並ぶ。そこから4種類ピックアップ。

photophoto HTC J Oneは通常の撮影モードから左下のアイコンをタップするだけで下段にエフェクトのサムネイルが並ぶ。タップするとリアルタイムでエフェクトがかかるので、画面を見ながら選ぶべし(写真=左)。通常の写真(写真=右)
photophotophotophoto 左からフィールドの深さ、ドット、モノラル、ビンテージ暖色

 ドット絵にしたり周りをボカしてみたり、レトロ調にしたりと、ユニークなものからアーティスティックなものまでそろっている。何より通常の撮影画面からエフェクトをさっと選べるのが便利。

 Xperia™ ULは「ピクチャーエフェクト」モードで撮影する。デジタルエフェクトは9種類で、画像サイズが16:9の200万画素(フルHDと同じサイズ)になるのが特徴だ。

photophoto Xperia™ ULのピクチャーエフェクトモードの数々。ここから選ぶ(写真=左)。通常の写真(写真=右)
photophotophoto 左からハリスシャッター、万華鏡、スケッチ

 リアルタイムに1画面でエフェクトの具合を見ながら撮れるのは面白い。

 URBANOは撮影モードの「エフェクト撮影」から選ぶことができる。合計18種類。色鉛筆、ハリス、万華鏡、モザイクなど面白いものが目白押しだ。

photophoto URBANOのエフェクト撮影。2画面に渡ってエフェクトが用意されている。一番数が多い(写真=左)。通常の写真(写真=右)
photophotophotophoto 左から色鉛筆、ハリスシャッター、万華鏡、モザイク

 3色に分かれているのは「ハリスシャッター」風。撮影した3枚の画像からそれぞれの色を重ね合わせている。ユニークなのが「モザイク」。顔検出技術を使い、目元に自動的にモザイクをかけるという技だ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年7月18日