人気の「格安スマホ」が抱える落とし穴とは? 無料の「360セキュリティ」でリスクを解消

人気の“格安スマホ”だが、コスト優先でセキュリティに関するサポートが弱い一面もある。マルウェアなどの脅威から格安スマホを守るため、ユーザーはどのような対策をすればいいのだろうか。

» 2015年08月27日 10時00分 公開
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格安スマホが抱えるセキュリティリスク

 低価格なSIMロックフリーのスマートフォンと、MVNOのSIMカードをセットで提供することで、安価にスマートフォンを利用できる「格安スマホ」の人気が急上昇している。格安とはいえ高性能なスマートフォンも増えた上、MVNOの料金プランやサービスも充実。選択肢が広がったことで、大手キャリアに変わる1台目のスマホとして選ばれているようだ。

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 だが格安スマホには“格安”ならではの課題も抱えている。それはコスト削減のため、大手キャリアと比べてサポート面の充実度が弱いこと。最近は店頭で直接契約できるMVNOも増えているが、アフターサービスなどの充実度はやはり大手キャリアには及ばない。

 格安スマホの利用はユーザーの自己責任に負う部分が多いのだが、見過ごせないのがセキュリティ対策だ。というのも、大手キャリアがウィルスチェックなどのサービスを標準、あるいは低価格で提供している一方、格安スマホを提供する事業者でそうしたセキュリティサービスを用意している所は意外に少ない。

 格安スマホを提供するMVNOのなかでも、利用者が多いシェア上位4社の提供メニューを確認してみると、セキュリティに関するオプションサービスを用意しているのは1社のみ(8月15日時点)。しかも無料なのは1年間だけだった。格安スマホでは、大手キャリアのスマホを利用している分には気にならなかったセキュリティリスクが、格安スマホでは顕在化してしまうのだ。

Androidスマートフォンで急増するマルウェア

 では実際のところ、セキュリティ対策を施していないスマートフォンは、どのようなリスクにさらされることとなるのだろうか。大きなリスクの1つが「マルウェア」だ。

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 マルウェアは俗に“コンピュータウイルス”、単に“ウイルス”などとも呼ばれているが、悪意を持つ人によって開発された、不正を働くアプリのことを指す。スマートフォンの性能が年々高まり、PCに匹敵する性能を持つようになったこと、そして常にネットワークにつながり、PCより多くの人が日常的に利用していることなどから、スマートフォンを狙ったマルウェアが増えている。

 マルウェア感染で多くの人が心配するのは、やはり個人情報を抜き取られてしまうことではないだろうか。実際、個人情報を狙ったマルウェアを用いた犯罪は日本でも起きている。2013年には、偽のウィルス対策アプリをダウンロードさせて個人情報を抜き取っていたとして、都内のIT企業関係者らが逮捕されるという事件があった。またスマホ内の写真や動画などかけがえのないデータをロックし、身代金を要求する「ランサムウェア」も普及し始めている。

 しかもマルウェアの大半は、世界的に普及し、格安スマホにも多く採用されているAndroidを狙ったもの。さまざまな調査によると、スマートフォンのマルウェアの90%以上がAndroid向けとのことで、いかにAndroidスマートフォンが多くのマルウェアに狙われているかが分かるだろう。

 またマルウェア以外にも、Webサイトを表示しただけで架空請求を行う「ワンクリック詐欺」などもスマートフォンにターゲットを移していると言われる。もはやスマホでもPCでも手口に違いは見られず、常に持ち歩くスマートフォンでの被害が広がると懸念されているのだ。

スマートフォンならではの大きなリスク“紛失・盗難”

 さらに、マルウェアに並ぶスマートフォンの大きなセキュリティリスクとなるのが、スマートフォンを紛失したり、盗難されたりすることだ。スマートフォンがなくなれば使えなくなってしまうのはもちろんだが、万が一悪い人の手にわたってしまうと、さまざまな問題が引き起こされることとなる。

 大きな問題の1つは、個人情報やプライバシーな内容を容易に見られてしまうこと。スマートフォンの個人情報だけでなく、写真やメール、LINEのやり取りなどさまざまなものが直接見られてしまうのだから、非常に大きなセキュリティリスクになることは間違いない。

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 そしてもう1つのリスクは、通話や通信を勝手に利用されることで、後から高額な請求がなされる可能性があること。格安スマホに利用するSIMの多くは通話定額制ではないため、特に通話を頻繁に利用されてしまうと、高額な通話料を請求される可能性が高い。

 しかも盗難された端末などは、犯罪者に悪用されてしまう可能性もある。マルウェア同様、自らが何もしていなくても、スマートフォンが盗まれただけで犯罪に加担してしまう可能性が高まってしまうことも、覚えておきたい。

格安スマホのセキュリティを高める3つのポイント

 では、こうしたセキュリティリスクを避ける上で、格安スマホを利用している人達はどのような点に注意する必要があるのだろうか。

 1つ目は、アプリのダウンロード先に注意すること。マルウェアの多くは、Google Playなど正規のアプリマーケット以外の場所で配信されていることがほとんどで、ダイレクトメールや問題サイトなどから誘導してダウンロードさせる傾向がある。“今ならポイントゲット”や“アダルト見放題”などの甘い誘いに引きつけられて、不審なアプリをうっかりダウンロードしてしまわないよう、普段から注意を払っておこう。

 2つ目は、スマートフォン自体にロックをかけておくこと。特に端末を盗難された場合、ロックをかけておけば容易に中の情報をのぞかれることはない。解除が面倒だからといってロックをかけていない人も、いざという時のためロックをかけておくことをお勧めする。

photo スクリーンロックなどをかけておくことも、重要なセキュリティ対策となる

 そして3つ目は、PCなどと同様に、セキュリティ対策アプリをインストールしておくことだ。最近では無料ながらも信頼性の高いセキュリティアプリが提供されている。そうしたアプリをインストールしておけば、節約志向が強い格安スマホユーザーも、お金をかけることなくにスマートフォンを守ることができるので安心だ。

無料でスマートフォンを守ってくれる「360セキュリティ」

 無料のセキュリティアプリの中でも世界的に高い人気を誇るのが「360セキュリティ」だ。世界90カ国(※)のGoogle Playで、ダウンロード数1位を獲得している。

photo 「360セキュリティ」
※「ツール」カテゴリーにおける1日のダウンロード数が1位にランクインしたことのある国(App Annie調査)

 そしてスマートフォンをさまざまなリスクから守ってくれるだけでなく、メンテナンスして動作を快適にしてくれる機能も備えた、Androidユーザー必携のオールインワンの総合セキュリティアプリでもある。

 セキュリティアプリと聞くと難しい印象もあるかもしれないが、360セキュリティは操作がとても簡単。難しい設定などは必要なく、ボタンを押して少し待つだけで、マルウェアや脅威となる可能性があるアプリを検出してくれる。

photo 360セキュリティのアンチウィルス画面。中央のボタンを押すだけで、マルウェアなどの脅威を検出してくれる

 スマートフォンの紛失・盗難リスクに備え、「ケータイお探し」機能が備わっているのもポイント。あらかじめこの機能をオンにしておくと、GPS情報を基にWebブラウザからスマートフォンの現在位置を特定したり、遠隔でロックをかけたり、データを消したりできる。さらに360セキュリティには、アプリごとにロックを設定できる「アプリロック」という機能もある。メールやメッセージアプリ、写真など、特にプライバシー情報が多く含まれているアプリを個別にロックできて安心だ。

photo 「ケータイお探し」機能をオンにしておくと、専用のWebサイトからスマートフォンの場所を探したり、遠隔でロックをかけたりできるようになる

 さらに格安スマホを利用している人にとって役立つのが、不要なアプリを終了させてメモリやバッテリーを節約できる「ブースト」機能や、ゲームアプリを起動する際に自動で端末を最適化して最適な動作環境を提供する「ゲームブースト」機能、不要なファイルをスマートに検出してくれる「クリーンアップ」機能などだ。格安スマホの中には端末性能があまり高くないものも存在することから、こうした機能を使うことで重くなったスマートフォンの動作を快適にできるようになる。

photophoto セキュリティ関連だけでなく、不要なアプリを自動で検知し動作を快適にする「ブースト」や、削除しても問題ない不要ファイルを探す「クリーンアップ」なども格安スマホには役立つ機能だ

 スマートフォンが広く普及した今後は、スマートフォンを狙った脅威が一層増えるものと考えられる。それだけに、普段からさまざまなリスクに対する備えをしっかりしておくことを、忘れないようにしたい。

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提供:360 Mobile Security Limited
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2015年9月16日

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