MediaPad T2 10.0 Proは、Wi-Fi通通信に対応した大画面タブレットだ。10.1型のWXGA(1200×1920ピクセル)IPS液晶は明るく発色も良好。本体の両側面にはサラウンドスピーカーも搭載し、迫力ある動画とその音を楽しめる。2万円台半ばの10型タブレットの中では、ワンランク上の性能を実現したモデルだ。
LTE通信には対応しておらず自宅での使用がメインになるため、子供向けの知育アプリを使う・アニメなどの映像を見せる、奥さんが映像サービスを利用する……というように、家族に“初めてのタブレット”として買い与えるのもオススメだ。
本体を持って驚くのが、一般的な10型タブレットよりもスリムな点だ。多くのモデルは縦170ミリ以上だが、MediaPad T2 10.0 Proは縦156.4ミリと小さい。そううえ、6660mAhの大容量バッテリーを搭載。非常時には専用ケーブルでスマホを充電できるスタミナを実現している。
大画面はYouTubeなどの動画だけでなく、電子書籍やアプリの利用にも便利だ。大画面なので、コミックを見開き2ページで表示しても楽しめる。電子書籍アプリの利用時は、目が疲れにくいようブルーライトをカットする「視力保護」モードも利用可能だ。
ブラウザとTwitterなど、2つのアプリを同時に操作できる「デュアルウィンドウ」機能も搭載。利用できるアプリに制限はあるが、マップやYouTubeのほかにFacebookやKindleなども利用できた。ブラウザで情報を探しながらマップやSNSをチェックするなど、PCのように活用できる。
高速無線LANのIEEE802.11acに対応している点も特筆すべきポイントだ。最近のHDDレコーダーは録画番組をスマホやタブレットでも視聴できるが、高画質で視聴するには高速な無線LAN規格への対応が必要となる。MediaPad T2 10.0 Proは2万円台半ばのモデルにもかかわらず、その条件をクリアしている。実際にソニー製のHDDレコーダー「nasne」の録画番組をHD画質で再生したところ、安定して視聴できたうえに負荷の高い1.5倍速再生も可能だった。自宅のHDDレコーダーやPCの動画をワイヤレス視聴したい人にとっても注目すべきタブレットだ。
基本スペックは、プロセッサにQualcommのミドルクラスの「Snapdragon 615 MSM8939」(1.5GHz 4コア+1.2GHz 4コア)と2GBのメモリを搭載。一般的なアプリの利用でもたつきを感じることはなかった。フルHD液晶などを含め、同価格帯の他社タブレットと比べると、ワンランク上の性能を実現した、お買い得な端末だ。
持ち歩きに便利でビジネス用途にも最適なMediaPad T2 7.0 Proと、大画面&高音質で自宅用として手ごろなMediaPad T2 10.0 Proは、いずれも同価格帯の製品と比べてコストパフォーマンスの高い製品に仕上がっている。
さらに、MediaPad T2 7.0 Proの指紋認証センサーやMediaPad T2 10.0 Proの高速無線LANなどは、同価格帯だとほかに選択肢のない実用的な機能も搭載している。
いずれも利用シーンはやや異なるが、実用性の高いタブレットだ。自宅では映像を視聴するのにMediaPad T2 10.0 Proを、外出先ではビジネスで使用するMediaPad T2 7.0 Proを、という具合に、10.0 Proと7.0 Proの2台持ちをするのもアリだろう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2016年7月21日