arrows M04は、カメラ機能がいろいろと強化されている。
先代の「arrows M03」は若干シャッターラグ(シャッターを押した後の時間差)があり、動きのある被写体を撮影すると意図通りの映像にならないこともあった。それに対し、arrows M04ではソフトウェアを改善してシャッターキーを押すと同時にシャッターが切れる「ゼロシャッターラグ」に対応した。これにより、撮影時のストレスが大幅に減った。
インカメラについては、最近のarrowsスマホと同様にタイマー撮影が標準となり、タイマー撮影時のシャッターキーがインカメラ近くに移動した。これは「カメラ目線」をしやすくするための配慮だ。加えて、arrowsとしては初めて「美肌補正」機能を備えた。より肌をキレイに撮りたい人にとっては朗報だ。
昨今のスマホでは、カメラ機能は非常に利用頻度が高い。それを着実に改善していく姿勢はとても評価できる。
arrows M04は、SIMロックフリースマートフォンだ。そのため、キャリア(通信事業者)に縛られることがない。もちろん、MVNOが提供するいわゆる「格安SIM」を使うこともできる。NTTドコモ、au(KDDI・沖縄セルラー電話)、ソフトバンクの主要な通信周波数帯(Band)をカバーしているので、安心して使える。
スマートフォンでネット通信をするには「APN」と呼ばれる接続先情報が必要です。
arrows M04の場合、購入先によってプリセットされるAPNが異なります。APNがプリセットされていない場合は、手動設定で追加できます。
また、arrows M04は主要な大手家電量販店を始め、以下のMVNOでも購入することができる(2017年8月現在)。
いろいろな場所で買えることも、arrows M04の強みといえる。
arrows M04は「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」といった定番のコミュニケーションアプリやカメラアプリを使う分には十分なスペックを備えている。ゲームについては「Pokemon GO(ポケモンGO)」程度ならプレイできるが、3D描画をバリバリ使うものは動作が厳しい。
そのことを踏まえると、私としては以下のような人にarrows M04をおすすめしたい。
サポート面では、昨今のスマホでは省かれがちな冊子型のマニュアル「かんたん操作ガイド」が付いているほか、故障した端末を迅速に交換できる「スピード交換サービス」(有償)も用意している。
arrows M04は、用途さえハッキリしていれば「日本のマチガイない」スマホといえるだろう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2017年8月24日