午後のメインは山頂にある「江の島サムエル・コッキング苑」。不思議な名前だけど、これ、明治時代初期に来日し、日本人と結婚したサムエル・コッキング氏が江の島頂上に建てた別荘とその大庭園・温室跡地を整備したもの。
サムエル・コッキングが持ち込んだという珍しい植物、当時のれんが造り温室の遺構がある植物園でありながら、苑内には江の島でひときわ目立つ展望灯台「江の島シーキャンドル」がある。奥津宮の方から歩いてくると、いきなり眼前にそびえ立つのがそうだ。
この光景を見ると、望遠でも撮りたくなるよね。
このシーキャンドルを目指そう。サムエル・コッキング苑は、花や植物好き(季節の花がいっぱい)、遺構好き(レンガ造りの温室遺構!)、眺望好き(シーキャンドルの上からの眺めは最高)、異国情緒好き(藤沢市との各友好都市をモチーフにした広場あり)とかなり楽しめるスポットだ。
何はともあれ、シーキャンドルからの眺望を楽しむべし。ここの展望フロアは海抜100メートル。おお、片瀬や藤沢や大船が一望できる。ああ、この島は橋でつながっているんだなぁというのを実感。
で、画面にいきなり線が現れた。
実はこれ、電子水準器。普段は隠れているけど(「プロ」モードにすると常時表示可能になる)、必要なときにひょいと顔を出すのだ。これでP20 Proをちゃんと水平に合わせると、線がオレンジ色になり、地平線や水平線が傾かないぴしっとした風景写真を撮れるのだ。
ってことは富士山もよく見えるはず! というわけで、富士山方向へ行くと……薄く雲がかかっていて超微かに見えるか見えないかというレベル。でも無理やり撮るべし。ここは5倍ズームを活用だ。
眺望がよいところへ来ると、望遠が欲しくなる。そういう意味でもP20 Proは大活躍する。
次は花。季節や場所によって、いろいろな花が咲き乱れているので、花好きにはたまらんスポットだ。
遺構好きや近代建築好きはぜひ地下遺構を。こんな感じでレンガ造りの地下通路が残っていて、中を歩けるのだ(時間制限あり)。
中に入ると、照明は一切なく、ところどころから差し込む陽射しだけが唯一の明かりなのだが、そんな中でもちゃんと撮れているP20 Proはお見事。
さあ、苑内を散策し、お茶をしながら休憩し、体力が回復したら再びシーキャンドルだ。
狙いは夕日。ここからの夕日がきれいそうなので見たかったのである。カメラを向けると「日の出/日の入り」モードに切り替わって、夕日ならではの赤さを強調してくれる。
ということは、今なら富士山もきれいに撮れるかも! ということで日没直後の富士山。
これ、ヤバい。自動的にこれだけの夕日を撮れると分かったら、毎日日没時間が近づくたびに「今日の夕日はどうだろうか」と西の空を見るクセがついちゃいそう。
太陽が沈んだら「夜景」タイムに突入だ。P20 Proのもう1つの大ネタが「夜景撮影」機能。AIアシストで夜景と判断されることもあるけど、夜景を見たら手動で「夜景」モードにする方が話は早い。
P20 Proの「夜景」モードはちょっと凝った処理をしている。3〜4秒の数秒間かけて、設定を変えながら何枚も連写。それを合成して1枚のきれいな夜景写真を作ってくれるのだ。これはP20 Proに搭載されている「AI手ブレ補正」のなせるわざ。このおかげで、三脚を使わずとも夜景をキレイに撮影できるのだ。
4秒間じっと動かないようにしていないといけないが、多少のブレは許容してくれるようで、手持ちでもOKだ。そうすると、こんなきれいな夜景が撮れる。
ライトアップされたシーキャンドルも撮っておくべし。下から見上げて「夜景」モードで撮ってみた。
そして暗い境内を撮りながら江の島を後にしたのであった。
どのくらいすごいか。通常モードと「夜景」モードの写真を縮小して並べて見た。縮小画像で十分に分かるのである。普通に撮ると暗くつぶれちゃう暗部(光が当たっていない木々や門の向こう側)までしっかり明るく撮れているのだ。
かくして、朝の江の島から夜の江の島までP20 Proだけで過ごしたわけだが、まとめてみよう。
AIアシストが見事に働いたシーンは「ビーチ」「青空」「草木」「滝」「ポートレート」「文書スキャン」「花」「猫」「フード」「日の出/日の入り」の10通り。半分以上を制覇! 他には「グループ写真」「自然な色彩」「クローズアップ」「犬」「花火」「舞台/ライブ」「雪」もあるので、シチュエーションが来たら試したい。
特にうれしいのは自動的に「ポートレート」モードになることと「文書スキャン」。文書スキャンって似たことを専用のアプリでできるけど、標準のカメラアプリでカメラを向けるだけで文書をちゃんと撮れるって、旅行で解説板を撮るときのみならずビジネスでもめちゃ役立ちそうではないか。
そして、3倍ズームと5倍のハイブリッドズーム。行楽をスマートフォンだけで撮りまくろうと思うと、望遠側が足りなく感じることが多い。でもこれなら5倍までOK。富士山が見えたとき、もうちょっと望遠で撮りたいって思うじゃない。これなら問題なし。そしてP20 Proなら、10Mサイズで最大10倍のデジタルズームが可能。5倍までは画質劣化を抑えられるので、10倍でもある程度キレイな写真を残せる。
大事なのは、P20 Proのカメラ機能はめちゃ豊富なのだけど、手動で切り替えた撮影モードは「写真」と「夜景」の2つだけだということ。ほとんどモード切り替えしないでこれだけ撮れるのだ。しかも画面も大きくて見やすい。
すごいカメラ、いやスマートフォンが出たものである。気になる人は、店頭で手に取ってカメラ機能を試してみることをオススメする。
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撮影協力:湘南藤沢フィルム・コミッション
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提供:華為技術日本株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2018年7月21日