OPPOスマートフォンの魅力とは? ITmedia Mobile×ジャーナリスト座談会(1/3 ページ)

2020年夏、「OPPO Reno3 A」「OPPO Reno3 5G」「OPPO Find X2 Pro」という3機種のスマホを投入したOPPO。ITmedia Mobileでは、これらOPPOスマホの魅力についてジャーナリストの山根康宏氏、荻窪圭氏、太田百合子氏と語り合うオンライン座談会を開催した。メーカーとしてのOPPO、同社スマホのカメラや使い勝手について議論した。

» 2020年09月07日 10時00分 公開
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 2020年夏、「OPPO Reno3 A」「OPPO Reno3 5G」「OPPO Find X2 Pro」という3機種のスマホを投入したOPPO。価格とスペックのバランスのよさ、先進的な機能でいずれも注目度の高い製品だ。

 ITmedia Mobileでは、これら新機種を中心に、OPPOスマホについてジャーナリストの山根康宏氏、荻窪圭氏、太田百合子氏と語る「OPPOスマートフォンを語り尽くす! ITmedia Mobile×ジャーナリスト座談会」をオンラインで開催。3氏それぞれが得意とするジャンルを中心に、OPPOスマホの魅力を語ってもらった。モデレーターはITmedia Mobile編集長の田中聡が務めた。

OPPO 上段左が太田氏、右が荻窪氏、下段左が山根氏、右が田中

OPPOのスマホの歴史を振り返る

 座談会では、最初にOPPOが日本市場に投入した歴代のスマホを振り返った。OPPOが日本市場に参入したのは2018年初頭。そのとき投入したモデルは「OPPO R11s」だ。インカメラに主眼を置き、顔や肌をきれいに補正するOPPO得意のビューティー機能を搭載したモデルだった。

OPPO これまで日本で投入されたOPPOのスマートフォン

 次に登場したのが「OPPO R15 Pro」。日本参入からわずか半年で、おサイフケータイ®と防水機能という“日本仕様”を備えたスマホをOPPOは出した。海外メーカーが、日本で必要な機能を早いタイミングで搭載したことで大きなインパクトを残している。それから間もなく、「スライド式ステルスカメラ」を搭載した「OPPO Find X」が登場。OPPOのカメラやスマホの機構に対する技術力をアピールした。

 2019年には新たにRenoシリーズを投入した。日本での第1弾は「OPPO Reno 10x Zoom」だ。ペリスコープ(潜望鏡)構造を用いることで、スマホの薄いボディーにハイブリッド10倍ズームカメラを搭載した。OPPO Reno 10x Zoomは山根氏が「一目見て気に入り、すぐに購入した」というモデル。ペリスコープカメラを搭載しながらボディーに出っ張りが一切なく、「高機能をデザインに落とし込んだ。それまで日本に出ていたOPPOスマホのイメージを大きく変えさせた」と振り返った。

 同年秋には「OPPO Reno A」が登場。防水とおサイフケータイ®に対応しているのはOPPO R15 Proと同様だが、価格はOPPO R15 Proより3万円以上安い3万円台(税込み)。機能と価格のバランスに優れたモデルで、これも業界に衝撃を与えた。太田氏は「CMキャラクターに指原莉乃さんを起用するなど、日本市場を勉強し、ニーズにマッチした製品」と評価する。

 2020年は日本で5Gが開始。OPPOも5Gに対応したスマホを投入した。まずソフトバンクから、7.7mmという薄いボディーに4眼カメラを搭載し、5G対応モデルながらも価格を抑えた「OPPO Reno3 5G」が発表された。

 auからは「OPPO Find X2 Pro」が登場。こちらはOPPO Find Xの後継機となるフラグシップモデルで、リフレッシュレートの高いディスプレイや高いカメラ性能など、OPPOの最新技術を詰め込んだ。荻窪氏は「OPPO Find XやOPPO Reno 10x Zoomにはギミックの面白さがあるが、OPPO Find X2 Proはカメラの性能そのものが上がっていて完成度がめちゃくちゃ高い」と評価している。

 同じタイミングでSIMロックフリー端末の「OPPO Reno3 A」も登場。OPPO Reno Aの後継機で、こちらも3万円台(税込み)の価格をキープしながら、おサイフケータイ®、防水に対応。さらに4眼カメラを搭載した正統進化モデルとなっている。

若者に人気のOPPO、その正体は?

 日本参入からわずか2年の間に、これだけインパクトのあるスマホを投入できるOPPOとは、どんな会社なのか。香港在住で、長年OPPOを取材してきた山根氏が解説した。

OPPO 日本参入前からOPPOを追い続けてきた山根氏に、OPPOがどんなメーカーなのかを語ってもらった

 OPPOは2008年から携帯電話市場に参入し、スマホは2011年から投入しているが、高スペックかつ安価というだけでなく、若者ウケする機能やあか抜けたデザインが評価され、幅広いユーザーから支持を集めている。

 スマホ出荷量シェアでは世界第4位〜5位をキープし続けており、海外ではメジャーなメーカーだ。「中国はもちろん誰でも知っていますし、東南アジアでもかなりメジャー。欧州でも実は地道に製品を出しています」(山根氏)

 山根氏は「設計だけ行い、製造は他社に任せるスマホメーカーもある中、OPPOは自社工場を持ち、基板にメモリやチップセットを載せるところから始まり、組み立て、落下テストなどの品質チェックまで一貫して行っている」ことも特徴に挙げる。そうすることによって「世の中のトレンドが変わったときに、自社工場があるので製品作りにすぐ反映させることができる」と分析する。

 例えば、2010年代の半ばから中国や東南アジアでセルフィーがブームになった。そのときインカメラの性能を大きく高め、セルフィーに特化したスマホを矢継ぎ早に出したことで若者に人気のブランドとして成長した。トレンドやニーズを的確につかみ、製品にすぐに反映させる力や自社工場を備えていたからだ。

 グローバルでも、国ごとにユーザーニーズに合った、特に若い人たちが欲しいと思うような端末を作り続けている一方で、急速充電「SuperVOOC」など、全てのスマホユーザーが望む機能も自社開発している。

 「他企業も当然、急速充電に取り組んでいますが、チップセットメーカーの技術を使っている。急速充電機能を自分たちで開発しているメーカーは、なかなかない。急速充電は慣れるとたまらないですよ」(山根氏)

 また、2019年に発表された、ディスプレイ内にカメラを収める「ディスプレイ埋め込みインカメラ」など、先進的な機能も数多く開発している。大きな画面で動画を見たい、でも大きすぎたり重たすぎたりするのは嫌だというわがままなニーズに応えている。

OPPO 山根氏が2019年に訪れたOPPOの工場。「工場で写真を撮らせてくれて、それを公開していいというメーカーは、まずない。それだけ自信があるということだと思います」(山根氏)

 OPPOは今や、欧州のサッカーチームをスポンサードしたり、日本のアニメーションとコラボレーションしたスマホを出したりと、信頼されるグローバルメーカーに成長した。「色眼鏡なしに、製品を手に取って、実際に触ってみてほしいなと思います」(山根氏)

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提供:オッポジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2020年9月13日

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