「新しい日常」が広まりつつある今日この頃。NTTドコモの富士通コネクテッドテクノロジーズ製スマートフォン「arrows NX9 F-52A」は、そんな新しい日常を意識した機種です。その魅力を「arrows先生」が解説します。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、自宅で過ごす時間が増えています。自宅から外出する場合も、同ウイルスの感染拡大を防ぐ備えが求められるようになりました。
そんな「新しい日常(ニューノーマル)」が広がる中、2020年3月に日本国内において5G通信サービスが始まりました。LTE(4G)と比べると、5Gはより高速で遅延の少ない通信が特徴で、ネット動画やゲームをより快適に楽しめます。5G対応スマートフォンというと、当初は税別で10万円を超えるモデルが中心でしたが、最近では10万円を切る普及モデルも充実してきました。
2020年12月にNTTドコモから発売された5Gスマホ「arrows NX9 F-52A」は、ドコモオンライショップで7万6032円(税込み、2月15日時点)で販売されています。それでいて、「新しい日常」を過ごす上で便利な機能を多く備えます。
この記事では、arrows NX9 F-52Aの便利な機能を、arrowsスマホを知り尽くした「arrows先生」に解説していただきます。5Gスマホの購入を検討している人の参考になれば幸いです。
arrows先生(あろーずせんせい) 「arrowsは、我が体の一部である」と豪語するほどの熱血教師。見た目はアレだが授業内容は至ってマジメである。ITmedia Mobileの編集部員Iに似ているとよく指摘されるそうだが、「彼は、arrowsへの情熱を私と共有する同志」ということで、あくまでも別人である。
arrows NX9 F-52Aは、arrows NXシリーズとしては初めてドコモの5Gに対応する。少し具体的にいうと「Sub-6(サブシックス)」と呼ばれる電波帯域(3.7GHz帯/4.5GHz帯)のエリアで下り最大2.1Gbps、上り最大218Mbpsで通信可能だ(※1)。都市部を中心に広がりを見せ始めた5Gエリアなら、LTEエリアよりも動画の視聴やゲームのプレイをスムーズに楽しめる。
(※1)通信速度は理論値です。5Gエリアにおける上り最大速度218Mbpsは、2021年2月8日付のソフトウェア更新を適用した後の数値です
スマホの性能を大きく左右するプロセッサは「Qualcomm® Snapdragon™ 765G」というミドルハイレンジ端末向けのものだ。765Gの「G」は「Gaming(ゲーミング)」を意味しており、通常のプロセッサと比べるとゲームをプレイする際に重要なグラフィックスの性能が強化されている。メインメモリは8GB、内蔵ストレージは128GBと、ゲームのプレイには必要十分な容量を備えている。「内蔵ストレージを節約したい」という場合には、最大で1TBのmicroSDXCメモリーカードを増設可能だ。
「Qualcomm Snapdragon® Elite Gaming™」認証も取得しており、今どきのスマホゲーミングに最適な1台となっている。
ゲームをプレイする上で気になるポイントが“発熱”だ。最近のスマホゲームはプロセッサにかかる負荷は大きめで、本体の発熱も激しくなりやすい。発熱しすぎると、本体が熱くなって手に持ちづらくなるだけではなく、ゲームやスマホの動作が不安定になってしまうこともある。
この発熱問題に対して、arrows NX9 F-52Aでは「ベイパーチャンバー」と呼ばれる放熱機構で対応している。この機構自体は2020年7月に発売された「arrows 5G F-51A」でも採用されているが、arrows NX9 F-52Aではその面積を拡大することで、効率をさらに高めている。長時間に渡ってゲームをプレイしても本体は持ちやすく、安定して動作するので快適だ。
ただし、先生という立場からすると、連続して2時間以上ゲームをプレイすることはお勧めできない。目を保護する目的も兼ねて、1時間プレイしたら15分程度の休憩を入れるようにしよう。
加えて、arrows NX9 F-52Aでは高機能なゲームランチャー「ゲームゾーン」を搭載している。ゲームゾーンは単なるゲームランチャー機能だけではなく、ゲームをプレイする際の快適性を高める「チューニング機能」と、ゲーム中のプレイ画面を静止画あるいは動画としてゲーム単位で保存できる「ギャラリー機能」も備える。
各機能をもう少し細かく見ると、チューニング機能では主に、プロセッサの動作速度を調整する「パフォーマンス」、ディスプレイの明暗を調整する「ディスプレイ」、Wi-Fi(無線LAN)の通信レスポンスを高める「Wi-Fi低遅延モード」を設定できる。ゲーム中の通知、着信やタッチ誤動作を抑止するための「フォーカス(集中)設定」なども可能だ。
ゲームゾーンは主にゲームアプリが対象で、ゲームアプリは原則としてランチャーに自動登録されるが、それ以外のアプリも手動で登録できる。例えば、「動画の視聴中は着信や通知を無効にしたい」という時に、動画再生アプリをゲームランチャーに登録した上でフォーカス設定をしても構わない。
ゲームや動画/音楽を楽しむという観点では、3.5mmイヤフォンマイクジャックを備えていることもポイントだ。外付けのアダプター類を使うことなく、手持ちの3.5mmプラグのイヤフォン/ヘッドフォンを接続できる。
とりわけ音楽ゲームを楽しむ場合は、このジャックを使えば音声の遅延を極小化できる。Web(ビデオ)会議なら、このジャックにイヤフォンマイクやヘッドセットをつなげばよい。
ゲームを快適にこなせるスペックを備えているということは、普段使いにおいても快適である。HDR(ハイダイナミックレンジ)表示に対応する約6.3型の有機ELディスプレイは、HDR対応動画をより鮮やかに映し出せる。
自分専用の「ゲーム機」「Web会議マシン」「動画プレーヤー」「電子手帳」……などなど、マルチに活躍するだろう。
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