パフォーマンスと同様、チェックしておきたいのがカメラ機能だ。ミドルレンジモデルの場合、カメラ機能が二の次になり、画質がイマイチということもあるが、OPPO Reno5 Aは、背面に搭載したメインカメラの画素数が6400万画素と高く、F値も1.7と明るい。6400万画素のカメラはそのままの画素数で撮るのではなく、4つの画素を1つに結合するため、取り込める光の量が増え、暗所でもノイズが少なめな美しい写真を残せる。明るい場所で撮ったときの解像感も非常に高く、シチュエーションを選ばず使いこなせる。
この6400万画素カメラは、グローバルだとおよそ6万円台のモデルに採用しているもの。4万円前後で販売されているOPPO Reno5 Aは、本来ならもう少し低いスペックのカメラが載っていても不思議ではないが、日本市場ではカメラ機能が特に重視されることに鑑み、搭載に踏み切ったという。仕様選択の段階からきちんとローカライズされているのは、OPPO Reno5 Aが日本市場に特化した端末だからこそといえる。
背面のカメラはクアッドカメラで、高画質なメインカメラ以外には、約800万画素の超広角カメラや、200万画素のモノクロカメラ、200万画素のマクロカメラが搭載されている。超広角カメラは、119度の広さで撮れるカメラで、画角のダイナミックさを残しながら撮影したいときに重宝する。メインカメラでは切れてしまう周辺までしっかり写すことが可能で、風景などを撮るときに役に立つカメラだ。
マクロカメラで被写体に寄って撮影することも可能。草木のディテールをしっかり写したいときや、細かな文字を接写で撮影したい時に活用できるカメラだ。また、ポートレートモードには、「ネオンポートレート」と呼ばれるフィルターが用意されている。このフィルターをかけ、夜景をバックに人物を撮影すると、背景に美しい“玉ボケ”を作ることができる。人物の撮影に凝りたいユーザーにはオススメの機能だ。
動画はメインカメラ、超広角カメラ、インカメラで手ブレ補正に対応しており、さまざまなシーンで手ブレを抑えた動画を撮影できる。
充実のスペックを備えながらも、端末のデザインがきれいに仕上げられているのも、OPPO Reno5 Aの特徴だ。横幅は74.6mmと大画面ながらもスリムで、角が取れたラウンドボディーになっているため、持ったときのフィット感が良い。
さらに、「設定」→「ホーム画面&ロック画面」から「アイコンプルダウンジェスチャー」を有効にしておくと、片手操作がさらにはかどる。ホーム画面の左または右に触れたまま上にスワイプすると、アイコンが画面の左下または右下に集約され、片手でもタップしやすくなる。
カラーはユーザーを選ばないシルバーブラックと、涼しげな印象を与えるアイスブルーの2色。実は、OPPOはOPPO Reno5 Aの開発にあたり、5種類のサンプルの中から日本のユーザーに意見を求めながら、この2色に絞り込んでいったという。こうした部分からも、OPPOの徹底的なカスタマイズを施す姿勢が垣間見える。
指紋センサーは背面に搭載されており、ボディーと同系色にまとめられている。画面内指紋センサーを採用するハイエンドモデルも増えているが、物理的にセンサーが見えているため、目で指を当てる位置を確認する必要がなく、使い勝手がいい。手に取ったときに、自然と人差し指が当たる場所に配置されており、持った際に自然にロックを解除できる。
約6.5型のディスプレイは液晶ながらも、DCI-P3規格に100%準拠しており、色域が広く、画像や動画を鮮やかに表示できる。ミッドレンジの端末ながら、リフレッシュレートは最大90Hz、タッチサンプリングレートは最大180Hzと高く、映像が滑らかに見える。解像度は1080×2400ピクセルのフルHD+で、ピクセル密度が405ppiと十分。表示する映像のリアリティーが高く、動画やゲームも滑らかに表示できる高い性能のディスプレイといえる。
日本市場のために開発された端末ということで、おサイフケータイや防水・防塵ばかりがフィーチャーされがちなOPPO Reno5 Aだが、実はカメラの仕様、デザインに至るまで、日本のユーザーの好みがしっかり取り入れられている。サポート体制が充実していることも、ユーザーにとっての安心感につながるはずだ。普段使いをする上での性能にも満足。その安心感や基本性能の高さには太鼓判を押せる一台だと断言できる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2021年9月13日