これまでもサウンド品質にこだわってきたXperia 1シリーズだが、今回は内蔵のフロントステレオスピーカーのユニットを一新。低音域の音圧を20〜50%向上させつつも、本体の振動を抑えている。これにより、弦楽器の高音からボーカル、ドラムやベースの低音まで、それぞれの音の分離がクリアで、スマートフォンのコンパクトなボディーから鳴っているとは思えないほどの音質だと感じた。
さらに、Dolby Atmosによる映像音響の忠実な再現や、ソニー独自の立体音響技術360 Reality Audioにも対応。大型スピーカーを並べたかのような音の広がりを体験できる。自宅のワークスペースで映画やBGMを流したいときに重宝すること間違いない。
ワイヤレスイヤフォンや3.5mmジャックの有線イヤフォンも、ハイレゾ音質の楽曲や、360 Realty Audioの立体サウンドに対応。360 Realty Audioでは広い空間で周りから演奏が聞こえるような感覚で、曲への没入感をより高めてくれる。ライブ盤を実際に近い空気感で楽しめ、作業へ集中するためのBGMとしても快適だった。
360 Realty Audioは「Amazon Music Unlimited」や「deezer」「nugs.net」から再生可能だ。一般の楽曲でも、ヘッドフォン装着時なら「360 Upmix」により、音源を立体的なサウンドに変換して楽しめる。
Xperia 1 IV内蔵マイクなどでボーカルやギター演奏を録音し、クラウド処理によるノイズや残響音の低減やミキシングできる「Music Pro」を新たに搭載した。これまでステージやライブバーなどで演奏してきた弾き語りを、これからは気軽に宅録してネットでも配信したい――そんな人には非常に助かるだろう。
ゲームのプレイから実況配信まで、ゲーマーが求める高い性能と便利な機能も充実している。21:9ワイドディスプレイは、120Hz駆動と残像感を低減する240Hzの黒画像挿入、240Hzの高速タッチ検出に対応。アクションゲームの場合、横に広い画面でターゲットを素早く確認しつつ、滑らかかつくっきりとした画面表示とタッチ操作への素早い反応により、「勝ち」につながることが期待される。eスポーツや音楽ゲームには欠かせないイヤフォン端子も搭載する。
新機能として、ゲーム内容のYouTubeライブ配信に対応。いわゆる“ゲーム実況配信”を1台で気軽に楽しめる。設定はゲームのサポート機能「ゲームエンハンサー」から、配信タイトルとサムネイル画像、音声のミックス設定を決めるだけ。外部機器の接続や複雑な設定は一切必要ない。配信画面のカスタムやチャット内容のオーバーレイ表示にも対応。既に配信慣れした人でも、スマホ向けゲーム実況のためにXperia 1 IVを欲しくなる機能だ。
ゲーム実況向けに最大120fpsのハイフレームレート録画や、30秒前にさかのぼって録画するRTレコードも継承。ゲーム実況だけでなくビジネスのライブ配信にも活用できる、PCのキャプチャーボード接続向けの映像・音声設定も充実している。
ゲームプレイのサポート機能も充実。暗いシーンを明るく表示するローガンマレイザーや、特定の音域を強調できるオーディオイコライザーを搭載。ゲーム中の通知などをオフにするコンペティションセットや、充電器をつないだまま発熱を抑えつつ、長時間プレイやライブ配信を続けられるHSパワーコントロールも便利だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:ソニーマーケティング株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2022年6月21日