格安SIMの猛者が「IIJmio」を使い続ける理由とは? ディープな使い方を披露(2/2 ページ)

» 2022年06月14日 16時00分 公開
[PR/ITmedia]
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ギガプランは「4GB弱」に最大の需要 2022年4月に戦略的な値下げも

 IIJは2021年4月から新料金プランとして「ギガプラン」を提供している。ギガプランでは5つのデータ容量に分け、従来よりも安価な料金に設定。さらに、同一mioID内のユーザー同士でデータ容量をシェアしたり、プレゼントしたりできるようになった。皆さんは、このギガプランをどう見ているのか。

IIJmio 現行プランの「ギガプラン」。2022年4月にさらに値下げを行い、音声SIMは4GBが月額990円となった

 島村さんは「以前は通話を考えると少し高かったが、通話SIMが安くなったのは良かった」と話す。鈴木さんは、「全体的に分かりやすくなったし、2022年4月の改定で料金がさらに安くなった。旧プランは3GBで月額1760円だったが、4GBで990円はお得感がある」と評価する。

IIJmio 4GBを戦略的に値下げしたと語る堂前氏

 2021年は、ドコモのahamoを皮切りに、20GBのプランが脚光を浴びたが、IIJmioでは「低容量をしっかりやっていこう」(堂前氏)との考えのもと、プランを設計していった。低容量に力を入れるなら、1GBや0.5GBがあってもいいのでは? と思われるかもしれないが、ここは「あえて作らなかった」という。これは「メインのスマホにしてもらいたいという気持ちがあった」から。

 「さすがにこのご時世、0.5GBは足りなさすぎじゃないかと思った。2GBより低容量だと、ベースになっている基本的なコスト(契約事務手数料など)の割合が増えて、割安に見えなくなる。もう少し上の容量を使う方が多いと思ったが、ふたを開けてみると、2GBと4GBが圧倒的に大きかった」(堂前氏)

 堂前氏によると、これまで在宅で過ごしていたが、外に出ているケースが増えているためか、以前と比べると、データの消費量が増えているという。「4GB弱が最も使われている」ことから、「4GBだけ少し戦略的に下げさせてもらった」と同氏。


 ここまでが座談会の前編。後編では、eSIMを始めとした複数回線の活用方法に迫ります。もっとディープな使い方が分かるかも? こうご期待!

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2022年6月20日

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