「OPPO Reno7 A」を使って分かった“ワクワク感”の正体（1/3 ページ）

OPPO Reno Aシリーズでおサイフケータイや防水・防塵（じん）を取り込んできたが、最新モデルの「OPPO Reno7 A」では、新たに日本のユーザーの意見をもとにした背面加工の「OPPO Glow」や、買い替えサイクルの長期化を踏まえたシステムの劣化を防止する機能を採用。持ち前のバランスの良さはそのままに、より手に取りやすい1台に仕上がっている。

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　OPPOが日本のユーザーのために開発したスマートフォン。それが、「OPPO Reno7 A」だ。

　OPPO Reno Aシリーズでおサイフケータイや防水・防塵（じん）を取り込んできた同社だが、OPPO Reno7 Aでは新たに日本のユーザーの意見をもとにした背面加工の「OPPO Glow」や、買い替えサイクルの長期化を踏まえたシステムの劣化を防止する機能を採用。持ち前のコストパフォーマンスはそのままに、より手に取りやすい1台に仕上がっている。そんなOPPO Reno7 Aの魅力を解説していこう。

OPPOから新たに発売されたOPPO Reno7 A。日本仕様を充実させたReno Aシリーズの最新モデルだ

きらびやかな光沢感とマットな質感を両立させたOPPO Glow

　OPPO Reno7 Aで真っ先に目にとまるのが、デザインだ。薄型でフラットなボディを採用しているだけでなく、背面にはOPPO Glowと呼ばれる独自の加工が施されている。Glowとは、輝きのこと。その名の通り、背面はまるで高級なアクセサリーのようにキラリと輝く。光の当たり方によって、輝き方が変わるため、眺めていても飽きが来ない。スマートフォンにはケースを付ける人が多いが、OPPO Reno7 Aに関しては、この背面デザインを生かすため、透明のケースを選びたくなるほどだ。

　輝くというと、ド派手なデザインのように聞こえてしまうかもしれないが、OPPO Reno7 Aは本体のカラーリングも落ち着いた色合いに仕上げられている。スターリーブラックはシックなイメージで、ドリームブルーの淡い色合いも落ち着きがある。ビビッドな色合いだと、スマートフォンが目立ちすぎてしまい、毎日の服装に合わせづらくなる。最初は珍しさで目を引くかもしれないが、すぐに飽きてしまうおそれも。その点、モノトーンやペールトーンをベースにしたOPPO Reno7 Aは、デザインの観点でも長く使うことを意識しているといえる。

OPPO Glowと名付けた背面のデザインが特徴的。光の当たり方によって、グラデーションがかかったように見える

　光沢感はあるものの、手触りはマットでサラサラとしたすりガラスのような手触りが心地いい。マットな質感のため、指紋もつきづらい。一般的に、光沢感のある処理の場合、ツルツルとして指紋が目立ってしまうことも多いが、OPPO Reno7 Aの場合はその心配がない。「光沢」と「マットな手触り」という相反する要素を同居させ、視覚だけでなく、触覚でもデザインのよさを体感できる。

　厚さはわずか7.6mmで、重量も175gとライト級。ポケットに収まりやすく、持ち運びがしやすい。特に夏は洋服の生地が薄いため、スマートフォンの重みでポケットが引っ張られて着心地が悪くなってしまうことがある。厚みのあるスマートフォンを入れたときの異物感が苦手という人もいるだろう。7.6mmで175gのOPPO Reno7 Aなら、そのような不快感を軽減できる。薄くて軽いスマートフォンを求めている人にもお勧めだ。

厚さはわずか7.6mm。ポケットにもすっきりと収まる

175gと軽く、長時間持っていても疲れない

　背面だけでなく正面も整ったデザインで、有機ELディスプレイを採用しているため、ベゼルが薄くてディスプレイへの没入感が高い。先代のOPPO Reno5 Aは液晶を採用していたが、ユーザーの要望に応え、再び有機ELを採用した。コントラスト比が高く、鮮やかな映像が目を引く。指紋センサーを画面内に組み込むことができるのも、有機ELのおかげで、結果として背面にへこみを設ける必要がなくなり、デザイン性が高まった。もちろん、スクロールが滑らかになる90Hzのリフレッシュレートも特筆すべき点だ。

有機ELディスプレイを採用しており、ベゼルも細い

リフレッシュレートは最大90Hz。スクロールが滑らかだ