バッテリーはシリーズ最大容量5000mAhを搭載。1日(約12時間)外出してSNSや写真撮影を利用しても、バッテリー残量は74%残った。同様に利用したOPPO Reno9 Aは容量4500mAhで68%だったので、OPPO Reno11 Aの方が性能だけでなくバッテリー持ちの面でも進化したことが分かる。利用するアプリにもよるが、1日の利用で充電をほぼ気にしなくていいのはうれしい。
最大67Wの急速充電「SUPERVOOC」による約48分でのフル充電に対応。USB PD(Powet Delivery)対応充電器の場合も最大55Wでの充電が可能だ。前モデルのReno 9Aは最大18WのUSB PDによるフル充電で約118分だったので、半分以下の充電時間へ大幅に短縮されている。
実際に充電時間を検証したところ、OPPO Reno11 Aは48分、OPPO Reno9 Aは120分だった。就寝中の充電を忘れても、OPPO Reno11 Aなら朝の外出準備中にフル充電できる。
バッテリー管理機能も進化しており、毎日の利用パターンを学習して過充電を防ぐ「スマート充電」などの機能を搭載。約4年たってもバッテリー有効容量の80%を維持できる。また、USB Type-C端子から他の機器を充電するリバース充電に対応しており、他のスマホの緊急時の充電や、ワイヤレスイヤフォンなどの充電に活用できる。
お手ごろな価格帯でも気になるのが、普段使うSNSや決済、動画アプリの快適な動作だ。OPPO Reno11 Aは、同価格帯のスマホの中でも高い性能のMediaTek製チップ「Dimensity 7050」を採用。ベンチマークテストでも前モデルOPPO Reno9 Aと比べ約1.27倍の性能を実現した。

総合ベンチマーク「AnTuTu Benchmark(V10.2.6)」の結果。左がOPPO Reno11 A、右がOPPO Reno9 A。なお、AnTuTu Benchmarkアプリは現在、Google Playストアでは配信されていない購入したOPPO Reno11 Aをより長く快適に使うための機能も充実。将来的にアプリの高機能化でメモリが8GB以上必要になった場合は、仮想メモリの活用により最大16GBまで拡張できる。
また、長期間使っているとシステムやアプリ容量の増加や、さまざまなアプリの動作による利用速度の低下が起きがちだ。OPPO Reno11 Aでは自動的にアプリデータ圧縮とシステム劣化防止機能によりストレージ容量の最適化と圧縮を実施してくれる。これに加えて、動作中のアプリもパフォーマンス最適化機能により、サクサクと操作できる。先ほどのバッテリーを長持ちさせる管理機能を含めて、次の買い換えまで長く使いたい人にもお勧めだ。
ストレージ容量は128GBで、最大2TBまで増設できるmicroSDスロットも利用できる。写真や動画でストレージ容量が不足しがちな人も、安価なmicroSDの増設により長く使いやすい。
防水/防塵(じん)(IPX5/IP6X)や、おサイフケータイに対応。なお、防水規格のIPX5は、噴流に対して保護できることを示す。この他、マイナンバーカード(スマホ用電子証明書)も利用できる。生体認証はディスプレイ内蔵の指紋認証と、マスク対応の顔認証の両方を併用できる。
普段の利用時はOPPOのColor OSならではの機能が便利。3本の指を下にスワイプするとスクリーンショット、上にスワイプすると画面分割などのショートカット機能が充実している。いつでも画面端から呼び出すことができ、登録したアプリや機能を利用できるスマートサイドバーも便利だ
OPPO Reno11 Aは、4万円台というお手頃な価格ながらも、広い有機ELディスプレイと使い勝手の良い薄型軽量ボディー、高画質で夜景にも強い広角6400万画素カメラと生成AIによる編集機能、約48分の急速充電に対応した大容量5000mAhのバッテリーなど、日常利用ならハイエンドスマホ並みかそれ以上の使い勝手を実現した。もちろん処理性能も新チップ搭載により向上し、非常にコストパフォーマンスの高い製品となっている。
このOPPO Reno11 Aのターゲット層は、これからスマホを購入する多くの人が当てはまる。価格を抑えつつ高機能なので、家計を節約しつつスマホを買い換えたい人や初めてのスマホが欲しい人、仕事用などの2台持ちスマホが欲しい人にも最適だ。もちろん、これまでのRenoシリーズからの買い換えも強くお勧めできる。これからスマホの買い換えを考えている人や、最近スマホのもたつきが気になってきた人はOPPO Reno11 Aをチェックしよう。
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