この夏、モトローラの新型スマートフォン「motorola edge 50 pro」が発売され、MVNOではインターネットイニシアティブ(IIJ)が独占販売することになった。motorola edge 50 proではAIの活用でカメラ画質や機能を強化し、デザインや急速充電など使い勝手の面でも磨きが掛けられている。そんなmotorola edge 50 proの魅力を、IIJとモトローラの担当者に語っていただいた。
この夏、モトローラの新型スマートフォン「motorola edge 50 pro」が発売され、MVNOではインターネットイニシアティブ(IIJ)が独占販売することになった。motorola edge 50 proは、2023年からIIJmioで独占販売を実施し、高い人気を得ているミッドハイ「motorola edge 40」の後継モデルに位置付けられる。
motorola edge 50 proではAIの活用でカメラ画質や機能を強化し、デザインや急速充電など使い勝手の面でも磨きが掛けられている。IIJmioでは定価6万9800円(税込み、以下同)、MNP契約とのセットなら特価4万9800円で購入できる魅力的なキャンペーンも実施している。
モトローラとIIJの両社が力を入れて展開するmotorola edge 50 proについて、モトローラ・モビリティ・ジャパン テクニカルサポートグループ テクニカルアカウントマネージャーの見潮充氏と、IIJ MVNO事業部 コンシューマサービス部デバイス事業推進室 室長代行の永野秀太郎氏に、その魅力を教えてもらった。
motorola edge 50 proは、先代のmotorola edge 40から引き続き、MVNOではIIJの独占販売モデルとなった。今回も独占販売となった背景はどこにあるのか。
「昨年7月にIIJで独占販売したmotorola edge 40への反応が非常に大きく、ミッドハイ市場を開拓したといえるほどの大ヒットモデルになりました。これにより、われわれとしても十万円を超えるフラグシップではなくても、多くの人は高性能なスマホを求めているというニーズを再確認できました」(永野氏)
IIJとしては、現在のハイエンドとミドルの価格や性能の溝の大きさに違和感を持っていたという。
「motorola edge 50 proは、全体的に10万円以上のハイエンドと同様の機能をバランスよく搭載しつつも、手の届く価格帯で提供するというコンセプトを貫いています。そこで、手ごろな価格帯でハイエンド並みのスマホが欲しいというedge 40が開拓したニーズにフィットしたモデルとして、お客さまに届けようと独占販売を決定しました」(永野氏)
そんなmotorola edge 50 proは、「普段から動画の視聴や撮影、SNSなどをヘビーに使っている人たち」をターゲットにしている。「充電の長さからも解放されるのも魅力的です。いい意味で、特定の誰かではなく、ほぼ全ての人におすすめでき、さらに満足していただけるモデルだと思っています」(永野氏)
近年は、スマホ初心者からスマートフォンを積極的に活用するユーザーが増えている。motorola edge 50 proは、これまで低価格なミッドレンジを利用していたユーザーのステップアップにも最適といえる。
「IIJmioのお客さまの中でも、スマホに慣れて利用される通信量が2GBから5GBや20GBに乗り換えて使われている方が増えています。そういった方にも乗り換えてしっかり使っていただけるモデルだと思っています。IIJmioがモトローラさんと協業させていただいて8年目で今回は45機種目ですが、既にモトローラのモデルを利用されている方が多い点でも安心して購入していただけると思います」(永野氏)
motorola edge 50 proの主な注目点は、「AIを用いた高性能カメラシステム」「125W超急速充電」「6.7型のOLEDディスプレイ」「プレミアムデザイン」の4つだ。これらの特徴について、モトローラ見潮充氏に詳しく解説してもらった。
「今回のedge 50 proでは、カメラにはモトローラが開発した汎用(はんよう)的なAI『moto ai』を活用し、ユーザーが意識することなく、手軽にきれいな写真を撮っていただけます。これは搭載する広角、3倍光学望遠、超広角・マクロ、インカメラの全てで利用できます」(見潮氏)
motorola edge 50 proのアウトカメラは、広角5000万画素(光学式手ブレ補正対応)、3倍光学望遠1000万画素(光学式手ブレ補正対応)、超広角・マクロ1300万画素という3つのカメラを搭載。ハイエンドモデルに多い光学3倍から超広角まで高画質に撮影できる構成だ。インカメラもAF搭載の5000万画素で4〜5人での撮影時も距離感の合った写真を撮影できる。
AIをカメラ機能で活用することにより、より肉眼に近い画質の写真を残せるようになるという。
「motorola edge 50 proは写真の撮影処理を大きく飛躍させ、瞬時に何枚ものデータを合成することで、より実際の見た目に近い写真を撮影しています。ここにAIを用いることで、白飛びを抑え、肉眼に近い写真を撮影できます。写真や動画撮影時の手ブレ補正もAIの分析によってより強く手ブレを抑えられます」
望遠撮影は最大30倍ズームに対応しており、AIを用いて30倍などの高倍率を利用してもよりきれいな画を撮影できるという。写真をジオラマ風に表現する「ティルトシフト」、動画撮影時に人の声を明瞭に抽出する「オーディオズーム」に加え、Adobe Scanでの「スキャン」モードでは、よりきれいな画像での取り込みができるという。PANTONEとのコラボにより、カメラの映像とディスプレイの色再現についても、肌の色を中心として正確にチューニングしているそうだ。
永野氏も、motorola edge 50 proのカメラの仕上がりに太鼓判を押す。
「今回、カメラには相当力を入れられています。語弊のある言い方をすると、当初はAIでモトローラさんのカメラがどこまで良くなるのかという疑問はありました。ですが、今回のmoto aiはすごくいい働きをしています。モトローラのカメラに対する印象がガラッと変わりました。実際に撮った写真ですが、白飛びの抑制などでより見た目の近いイメージに寄せつつも、あまりに強い補正はかかっていないという印象です」
AIのユニークな使い方として、自分の好きな洋服をもとに柄を生成して、壁紙として設定できる機能も用意した。「ちょっとしたお遊び感覚の機能ですが、楽しんでいただければと思います」(見潮氏)
最大125Wの急速充電に対応しているのもmotorola edge 50 proの特徴だ。
「バッテリー残量1%から100%まで約19分。これまでの半分以下の時間でフル充電できます。バッテリー容量は4500mAhあり、一度充電していただくと長くお使いいただけます。ワイヤレス充電もサポートしているので、好みの充電方法を選んでお使いいただければと思います」(見潮氏)
「出力125Wの高性能な充電器が付属しているのは魅力的ですよね。価格を抑えたモデルは充電器とケーブルが付属しない製品もある中、この点だけを見ても非常にお買い得です」(永野氏)
超急速充電は朝の外出前や、旅先などで便利な一方で、充電が速いことや本体が熱を持つことの安全性が気になる人もいる。もちろん、安全性にもしっかり配慮している。
「バッテリーには、新規開発した超急速充電を利用してもこれまでと同じく長く利用できる部品を採用しています。また、超急速充電は購入後の標準設定だとオフになっており、熱の発生を抑えつつも約30分でフル充電できる設定になっています。本体に大型の放熱部品を搭載しているものの、超急速充電を利用すると温かくはなるので、お客さま自身に利用を選んでいただければと思います」(見潮氏)
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