IIJmioで個性豊かなスマホ「CMF Phone 1」「Nothing Phone (2a)」を入手すべき理由 デザイン×コスパの魅力に迫る(1/2 ページ)

IIJmioでは、多種多様なスマートフォンを扱っているが、その中で注目したいのが、英国のメーカーNothingのスマートフォン。光るトランスルーセントデザインが特徴的な「Nothing Phone (2a)」や、「CMF Phone 1」にワイヤレスイヤフォン「CMF Buds」を加えてお得に販売している。これら2機種の実際に使いながら、魅力を解説していきたい。

» 2024年12月17日 10時30分 公開
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 IIJmioでは、多種多様なメーカーのスマートフォンを扱っているのが特徴だが、その中で新進気鋭の存在といえるのが、英国で4年前に設立し、デザインとコストパフォーマンスのいいスマートフォンやイヤフォンなどを展開するNothingだ。

CMF Phone 1 Nothing製のミッドレンジスマートフォン「Nothing Phone (2a)」と「CMF Phone 1」

 そのNothing製スマートフォンとして、IIJmioでは光るトランスルーセントデザインが特徴的な「Nothing Phone (2a)」と、よりお手頃で着せ替えなどのカスタムが楽しい「CMF Phone 1」を販売している。

 さらに、IIJmioならCMF Phone 1とノイズキャンセリング対応のワイヤレスイヤフォン「CMF Buds」がセットで3万7800円(税込み、以下同)というお得な価格で入手できる。Nothing Phone (2a)も3万6800円と手頃な価格で購入できることに加え、他社からの乗り換えでよりお得になる施策も実施している(詳細は後述)。この記事では、デザインも価格も魅力的なCMF Phone 1とNothing Phone (2a)の魅力を解説していこう。

Nothingはどんなメーカーで、CMFはどんなブランドなのか

 そもそも、Nothingとはどんなメーカーなのか。Nothing Japan マネージングディレクターの黒住吉郎氏へのインタビュー内容も交えて紹介しよう。

 Nothingは4年前の2020年10月に英国ロンドンを拠点として、CEOのカール・ペイ氏を筆頭に、海外メーカーOnePlusを立ち上げたメンバーが新たに設立したメーカーだ。

 現在のNothingは、イヤフォン製品のEarシリーズに加えて、スマートフォンもNothingブランドのNothing Phone (2a)や、新しく立ち上げたCMFブランドのCMF Phone 1など複数のモデルを展開している。これらは、どういった立ち位置の製品なのだろうか。

 黒住氏はNothingについて「数を追うのではなく、デザインやライフスタイルを重視した製品作りをコアとして立ち上げました。さらに、感度の高いユーザーが多いオーディオメーカー、Teenage Engineeringもファウンディングメンバーに入り、これらの相乗効果だけでなく昇華させたものがNothingのデザインの源流になっています」(黒住氏)と語る。

CMF Phone 1 Nothing Phone (2a)カラーはミルクとブラックの2種類。グリフインタフェースと呼ぶ、3箇所のLEDがネオン灯や蛍光灯のように点滅する

 Nothing Phone (2a)はトランスペアレントな外装で内部のデザインや、光る「グリフインタフェース」など、テクノロジーウォームともいえる親しみやすさを演出している。また、おサイフケータイに対応しているのも魅力だ。

 一方のCMFについては「究極の普段使いを意識した、ユーザーがアプローチしやすいサブブランド」と答える。「機能だけでなく温かみのあるデザインやユーザーエクスペリエンスを追求しています。日本ではサブブランドというよりも、プロダクトラインやシリーズといったイメージの方が近いです」(同氏)

CMF Phone 1 CMF Phone 1カラーはオレンジ、ブラック、ライトグリーン。ネジを用いたオプションの装着や着せ替えに対応する

CMF Phone 1は、デザインや素材をそぎ落としたミニマルさと、その中でのユニークさや品質の高さを追求している。ネジを取り外すだけで背面カバーが交換できる作りになっており、本体の着せ替えを楽しめる。一方で、手頃な価格帯ながらも、「最適なパフォーマンスを最適な価格で提供する」というポリシーのもと、コスパのよさも追求した。

CMF Phone 1 別売りのカバーや、ネジ止めで装着するストラップなどさまざまなアクセサリーが用意されている

 CMF Phone 1はNothingの直販サイト(ストレージ256GB)か、IIJmio(ストレージ128GB)でしか購入できない。回線の見直しと一緒にお得に端末を購入するなら、IIJmioの料金プランのMNPや新規契約とまとめて購入するのがお得だ。

 CMF Phone 1は日本のおサイフケータイには対応しないが、現在はコード決済サービスも普及しており、「30代以下のユーザーの用途にはマッチしている」(同氏)とみる。一方で「まだ発展途上の部分もあり、この機能がいるのでは? といった声も多くいただいています。日本市場に対して価値を高めつつ、継続的に展開していきたい」と今後のアップデートにも前向きな姿勢を示した。

 日本では以前から、著名デザイナーを起用した独創的なデザインの携帯電話や着せ替えケータイなどのモデルが人気を博し、無印良品のようなミニマルさも支持されている。Nothing PhoneやCMF Phoneは、まさにこれらの要素を内包しており、日本でも自然と受け入れられやすい要素を備えている。黒住氏も、Nothingのデザイン面に関する評価が高いのは「恐らく日本」だという。現在は30代以下を中心に人気とのことだが、「人とは違ったデザインのスマホを持ちたい」という人なら、年齢を問わず刺さるだろう。

メニューもNothing独自のデザイン 操作中も持つ喜びを感じられる

 ホーム画面に追加できるウィジェットやアプリアイコンなど、画面のカスタマイズ機能が充実しているのもNothing製スマホの特徴だ。Nothing Phone (2a)とCMF Phone 1の両方で利用できる。これらの部分は、Androidの父と呼ばれるアンディ・ルービン氏が後に開発したEssential PhoneとEssential OSの開発で生まれたプロダクトやUIやUXの考え方を、Nothingが引き継いで開発したという流れがある。

 カメラ機能や絵作りについても、両モデル共通でこだわっている。黒住氏によると、両モデルともGoogleのサポートも受けつつ自社の技術を組み合わせたUltra XDRを搭載し、露出や明るさの最適化を進めたとのことだ。また、CMF Phone 1はソニー製センサーを採用しており、開発についてサポートを受けているという。

 ウィジェットの追加画面では、Nothingならではのドットデザインのものを用意している他、ホーム画面を長押ししてカスタマイズの項目を選ぶと、Nothing独自のアイコンパックを適用できる。

CMF Phone 1CMF Phone 1 CMF Phone 1でも、Nothing独自のウィジェットなどを利用できる(写真=左)。独自のアイコンパックを用意。基本的なアプリのみだが、統一されたデザインに変更できる(写真=右)

 Nothingのデザインをより堪能するなら、「設定」→「テスト機能」から呼び出せる「Ndot日本語」も有効にしよう。これは日本のコミュニティーから生まれたNothingのドットデザインに合わせた日本語フォントで、ウィジェットや設定画面の雰囲気が変わる。このようにコミュニティーの企画が製品に反映されるのも、Nothing製品ならではだといえる。

CMF Phone 1 「設定」→「テスト機能」から「Ndot日本語」を有効にできる。ウィジェットや設定画面の一部に限られるが、日本語の漢字も含めたドット風フォントの表示を楽しめる

背面パネルのデザインが斬新なCMF Phone 1 必要十分なカメラやパフォーマンスも魅力

 もう少し、各機種の特徴について深掘りして見ていこう。まずはCMF Phone 1からだ。

 ディスプレイは6.67型、解像度1080×2400ピクセル、リフレッシュレート120Hzの有機ELを搭載している。ピーク輝度は2000ニトに及ぶ。画面表示は滑らかで、屋外での視認性もいい。オレンジの背面はヴィーガンレザーにより質感がよく、しっかりと握りやすいのもうれしい。

CMF Phone 1CMF Phone 1 6.67型ディスプレイを搭載しており、画面の下部に指紋認証センサーを内蔵する(写真=左)。オレンジのみヴィーガンレザーを採用。ケース交換用のネジと、右下にはアクセサリー装着用のネジを搭載。背面カメラは標準5000万画素のみで、もう1つのカメラはポートレート用のセンサーだ(写真=右)

 CMF Phone 1ならではの特徴が、背面カバーを交換したり、ストラップ、スタンド、カードホルダーを取り付けたりできるカスタマイズ性だ。これらのアクセサリーはNothingのストアで購入できる。ケースの種類はライトグリーンの他に、標準の製品カラーにはないブルーのケースも販売されている。

 サイズは約77(幅)×164(高さ)×9(奥行き)mm、重量は約197gで、IP52の防滴・防塵(じん)に対応している。背面カバーを交換できる機構でありながら、本体はスリムに抑えている。後から背面カバーを気軽に交換できるので、一般的なスマホと違って市販の保護ケースを装着しないスタイルでも使いやすい。

CMF Phone 1 左側面にボリュームキーを搭載
CMF Phone 1 右側面に電源キーがある
CMF Phone 1 底面にはUSB Type-C端子とモノラルスピーカーを搭載する

 アウトカメラは、ソニー製のセンサーを採用した5000万画素カメラと、 ポートレートセンサーを搭載する。望遠カメラは備えていないが、料理や少し遠い被写体を撮るときは高画素を生かした2倍の望遠撮影を利用できる。インカメラは1600万画素だ。

CMF Phone 1 5000万画素カメラとポートレートセンサーを搭載。超広角カメラは非搭載だ

 実際に撮影してみたところ、露出やホワイトバランスの性能に違和感を覚えることはなく、ナイトモードで夜景撮影もこなせる。背景をぼかすポートレート撮影も可能だ。カメラは日常のスナップ中心という人にとっては、求める機能だけをうまく残した高品質なカメラといえる。

CMF Phone 1 日差しや被写体が複雑な中、青空と紅葉した木々、映り込む湖面をキレイに撮影できている
CMF Phone 1 被写体には6センチ程度まで近づける。接写やポートレートで背景をぼかした撮影が可能だ
CMF Phone 1 ナイトモードも搭載。暗いシーンでも本体を手持ちのまま固定することで撮影できる

 プロセッサはMediaTek製のDimensity 7300を搭載しており、メインメモリは8GBだ。ベンチマークのスコアはAntutu(※現在Google Playではインストールできない)で60万点台と、ミッドレンジとしては優れている。実際、アプリの利用中にストレスを感じることはなかった。ストレージは128GBで、microSDXCメモリカードにも対応している。

CMF Phone 1CMF Phone 1 Antutuベンチマーク v10.3.8でのテスト結果(写真=左)。GeekBench 6でのテスト結果(写真=右)

 バッテリーは大容量5000mAhで、1日の外出で頻繁に利用しても50%程度は残った。充電器は付属していないが、USB PD(Power Delivery)対応のものを用意すれば最大33Wでの充電に対応する。

 ネットワーク関連は、5GとLTE対応だがドコモ回線とau回線の一部プラチナバンドに対応していない。だが、現在の各社エリアは5Gと4Gともに複数の周波数帯でカバーしており、よほどの郊外へと向かわない限り実利用上は問題なく使える。SIMはnanoSIMのデュアルSIM(片方はmicroSDスロット兼用)となる。eSIMには対応していない。

CMF Phone 1 CMF Phone 1の箱と付属品。SIMカードはnanoSIMのみに対応する
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