楽天モバイルが外出先の回線に大活躍! テザリングでとことん使い倒した結果(1/2 ページ)

楽天モバイルはサービス開始以来、月額3,278円(税込み、以下同※1)でデータ使い放題というプラン設計を貫いている。楽天モバイルのSIMを挿したスマートフォンのテザリングを利用して、仕事用の回線としてどこまで活用できるかチャレンジしてみた。5Gのエリアも着実に広がっており、さまざまな場所で快適に通信できた。

» 2025年03月10日 10時00分 公開
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 楽天モバイルはサービス開始以来、月額3,278円(税込み、以下同※1)でデータ使い放題というプラン設計を貫いており、2025年3月現在、この金額は、4キャリアが提供しているデータ使い放題プランの中で最も安い。さらに、家族割引を適用すれば110円が割り引かれ、月額料金は3,168円になる。

※1:Rakuten最強プランの月額料金は、通話料等別。

 大手キャリアの中では「無制限」のプランをうたいながら、高速無制限は200GBまでの制限を設けているところもある。「高速通信が無制限の料金プラン」は、5G全盛の時代において実は貴重といえる(※5Gは一部エリアのみ)。

楽天モバイル 月額3,278円で高速データ通信が使い放題なのは、楽天モバイルの大きな特徴だ(※国内通話料無料:一部対象外番号あり)

 自宅は固定回線なのでモバイル回線はほぼ使わないが、外出先で仕事をしたり、休日は外出先でモバイル通信を多く使ったりするという人は多いだろう。そこで、楽天モバイルのSIMを挿したスマートフォンのテザリングを利用して、モバイルWi-Fi®ルーターとしてどこまで現実的に運用できるのかチャレンジする。スマートフォンは「iPhone 16 Pro」を使用した。

※iPhoneは、米国および他の国と地域で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhone の商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

楽天モバイル 楽天モバイルのSIMを入れたiPhone 16 Proのテザリングで、どこまで仕事で活躍するかを試した

楽天モバイルの「高速無制限」はビジネスパーソンの強い味方に

 完全在宅勤務を認めている企業や、在宅と出社の両方を許容しているハイブリッドワークを導入している企業は多いだろう。オンライン会議も普及し、PC1台があれば場所を選ばずに仕事をする環境が整っている。例えばライターや編集記者であれば、取材から記事執筆、編集、掲載、企画会議まで、PC1台があれば完結する。その際に重要になるのが通信環境だ。自宅や会社には光回線が完備していても、外出先では通信手段を自分で用意する必要がある。

 そんなときに強い味方になってくれるのが楽天モバイルだ。現在提供している「Rakuten最強プラン」では、高速データ通信が使い放題(※2)。4Gの人口カバー率(※3)は、auのパートナー回線を含めて99.9%を達成しており、「つながらない」エリアは着実に減っている。筆者はサービスイン当初から楽天モバイルを使っているが、少なくとも都内近郊で使う限り、ここ数年は「圏外」の表記を見ることはなくなった(※4)。

※2:混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり。
※3:人口カバー率は2023年9月時点のもの。人口カバー率は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出。自社調べ。
※4:建物内等、場所によってつながりにくい場合がございます。

楽天モバイル 筆者の環境の場合だが、都内近郊で過ごす限り、楽天モバイルで圏外の表記を見ることはない

高速通信できるエリアが着実に広がっている楽天モバイル

 ただ、仕事をする上で重要なのがスピードだ。いくらネットワークがつながるといっても、通信が速くなければ意味がない。通信が遅いとオンライン会議で遅延が発生したり、すぐに送付すべきデータが送れなかったりと、仕事にも支障が出る。楽天モバイルはエリアだけでなく、通信速度も日々、改善を進めている。その鍵を握るのが5Gだ。

 楽天モバイルの5G(※5)では、6GHz帯未満のSub6では3.7GHz帯を、より高い周波数で速度の出るミリ波では28GHz帯を運用している。ミリ波は速度が出る反面、電波の直進性が高いので、遠くまで届きにくいというデメリットがある。そこで、比較的電波の届きやすいSub6や4Gの周波数をバランスよく配備しながら、通信速度の安定化を図っている。

※5:5Gは一部エリアのみ。

 また、楽天モバイルでは、基地局のアンテナを大幅に増やすことでよりカバーエリアを拡大し、より高速の通信を可能とする「Massive MIMO」を、5G基地局の8割(※6)で採用している。さらに、より広いエリアをカバーできるよう、特定の方向に電波を集中させる「ビームフォーミング」技術も導入している。こうした技術も5Gのエリア拡大や通信速度向上に貢献している。

※6:2024年8月1日時点。楽天モバイルの5GネットワークにおけるMassive MIMO対応の基地局数の割合が8割超。

楽天モバイル 楽天モバイルの5GネットワークではMassive MIMOを活用し、より大容量かつ高速の通信ができるよう努めている

 楽天モバイルの5G(Sub6)基地局は2024年9月末時点で1万7494局(屋外Sub6マクロ基地局のみ)に上る。サービスエリアマップを見ると、東名阪を中心に5Gエリアは着実に広がっている。ミリ波については、電波の特性上、スポット的なカバーとなっているが、自分の行動エリアがミリ波に対応していれば、より高速の通信を利用できる。

楽天モバイル エリアマップで楽天モバイルの5Gカバー範囲を確認できる。丸く描かれた部分がミリ波に対応しているエリアだ

楽天モバイルのテザリングを外出先の仕事用回線に活用

 前置きはここまでにして、外出時での楽天モバイルの実力をチェックしていこう。外出先で仕事をする場所として、カフェ、駅構内、駅構内やオフィスビルにある会議ブース、サテライトオフィスなどが想定される。カフェや会議ブースならデスクもあるので、ある程度腰を据えて作業ができる。ただしオンライン会議については、人目もあるので、密閉された会議ブースを使うことが望ましい。駅のベンチはデスクはないが、PCを広げれば簡単な作業は可能だ。

 筆者の場合、ちょっとした空き時間ができた際は、駅構内や商業施設、カフェで仕事をすることが多い。駅構内の会議ブースはめったに使わないが、取材後に会議があり、取材先から会社や自宅への移動が間に合わない場合に使うケースがある。電車ですいている時間帯に座れる場合は、車内で仕事をすることもある。病院での待ち時間が長ければ、仕事をすることもある。これは筆者固有の事情ではあるが、週1で子どもを習い事に送り、その間、待ち合いスペースのデスクで仕事をさせてもらっている。そんなわけで、外出先で仕事をする機会は意外と多い。

 2025年2月に、楽天モバイルの回線を使い、さまざまな場所で仕事をしてみた。その際、通信のパフォーマンスを図るべく、314MBのファイルをアップロードする時間を3回計測した。

東京都中央区の病院にて(2月20日16時頃)

  • ファイルのアップロード時間……68秒、86秒、94秒(平均93秒)

 楽天モバイルは問題なくつながり、アップロードも高速で行えた。上りでこれだけ速ければ、大容量ファイルのアップロードもストレスなく行えるだろう。

JR新日本橋駅のホーム(2月20日17時頃)

  • ファイルのアップロード時間……160秒、213秒、209秒(平均194秒)

 こちらは地下奥深くのホームということもあり、地上ほどの通信速度は出なかったが、ネットワーク自体は問題なくつながり、ファイルのアップロードも行えた。

楽天モバイル イスがあれば仕事はできる。駅のベンチは隙間時間での作業に向いている
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提供:楽天モバイル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2025年3月16日