ITmedia Mobileでは、スマートフォンの選び方について、2025年6月6日から19日まで読者アンケートを実施した。今回はアンケート結果を踏まえ、シャープが7月に発売するハイエンドスマートフォン「AQUOS R10」の特徴を紹介。今多くの人が本当に求めているスマホの機能と、AQUOS R10が多くのユーザーニーズを満たす機種であることに触れたい。
スマートフォンの価格が年々高騰しており、買い替えまでの期間が長くなっているという人は多いだろう。スマホは毎日使う機器だけに、たとえ買い替えるにしても、失敗のない製品選びが重要だ。しかし、現在は各メーカーが高額なハイエンド機から安価なモデルまで幅広い製品を販売しており、どのスマホを選ぶべきなのかが分かりにくいという人も多いだろう。
そこで、ITmedia Mobileではスマートフォンの選び方について、2025年6月6日から19日まで読者アンケートを実施した。今回はアンケート結果を踏まえ、シャープが7月に発売するハイエンドスマートフォン「AQUOS R10」の特徴を紹介。今多くの人が本当に求めているスマホの機能と、AQUOS R10が多くのユーザーニーズを満たす機種であることに触れたい。
早速、アンケートから今求められているスマートフォンの特徴と、不満点について見ていこう。
スマートフォンを選ぶ上で重要視されているのは、「端末の価格」や「処理性能の高さ」「メモリやストレージ容量」だ。不満点でも「動作速度の遅さ」が高く、多くの人が処理性能の低いモデルの購入を「失敗」だと感じている。今求められているスマホは、手頃な価格と快適な処理性能を両立した、信頼性の高い「ブランド」のモデルといえる。
そこで今、注目すべきスマホがAQUOS R10だ。ハイエンド機に迫る性能を持つQualcomm製プロセッサ「Snapdragon 7+ Gen 3」や12GBのメインメモリ、256GBストレージやmicroSDスロットを搭載しながらも、10万円以下を実現している。シャープ公式オンラインストア「COCORO STORE」で販売するオープンマーケット版の価格(税込み)は、ストレージ128GBが9万9770円、ストレージ512GBが10万7800円。ハイエンドモデルでは20万円を超えるケースがある中、9万円台からという金額はお財布にやさしい。
実際の処理性能についても見ていこう。ITmedia Mobile編集部で確認したところ、スマートフォンの総合性能を比較するAnTuTu Benchmarkでは、130万点台という、ハイエンドらしい性能を確認できた。なお、AnTuTu Benchmarkは現在、Google Playでは配信されていない。アプリやネットの利用はもちろん、高画質ゲームも快適に楽しめる。現在5万〜8万円あたりのミッドレンジスマホは50万〜80万点の製品が多く、処理性能や操作性に大きな差がある。スマホ利用の快適さにこだわる人は、やや予算を足してAQUOS R10を選んだ方が満足度は上がるだろう。
スマートフォンの総合性能を比較するAntutu Benchmarkは130万点台と、「Snapdragon 7+ Gen 3」の性能はハイエンドクラスであることが分かる。AQUOS R10では熱を拡散するベイパーチャンバーを搭載し、より安定して動作する毎日利用するスマホに求められるAQUOS R10の「デザイン」や「耐久性の高さ」についても気になるところだろう。これらについては、次項以降で詳しく見ていこう。
スマートフォンAQUOSに関心のある回答者の評価を見ると、コストパフォーマンスの高さが支持されている。AQUOS R10も先述の通り、ハイエンド機と呼べるスペックながらも9万円台からという価格を実現している。
この他、「カメラ」「耐久性」「バッテリー持ち」のよさにも票が多く集まった。カメラについては後述する。AQUOS R10の耐久性はIPX5/IPX8の防水とIP6Xの防塵に加えて、MILスペック(MIL-STD-810GとMIL-STD-810H)に準拠した耐衝撃性能を備える。バッテリー持ちについては、大容量5000mAhのバッテリーに加えて、省電力の可変リフレッシュレートが特徴のPro IGZO OLEDを搭載することで、長持ちバッテリーを実現している。
アンケートで回答した理由についても聞いており、コメントの一部をテーマごとに紹介する。全体として、コストパフォーマンスのよさ、ディスプレイ技術や省電力性能への信頼感、日本市場向けの機能に関する評価が高い。
デザイン
- R9以降の自由曲線デザインは本当に好き
- 他社と一線を画したデザイン
- 薄くてかさばらない構造がよい
- 落ち着いたデザインがいいと思います
- 昔から好きなデザインで性能はよかったので
- スタイリッシュで高性能なイメージがあるからです
- デザインが他メーカーのものとあまり似てなく斬新で、特に若年層にアピールしやすいと思われたので
画質・ディスプレイ
- AQUOSの高画質
- 画質がきれいだと思う
- 液晶のシャープだから
- 液晶には強いメーカーのスマホなので、発色がいいと感じる
- AQUOSテレビのイメージ
- ディスプレイの解像度と質とデバイスのシンプルなデザインはよいと思っています
- IGZO技術
- 画面の色彩感が滑らか
機能・性能
- デザインと機能面では多様性があり大変満足しております
- 音が聞きやすい
- 電力消費が少ないため
- 防塵防水の仕様から
- いいカメラブランドと提携しているから
- ミドルの機種でも十分な性能
- 日常使いに困らない性能の端末が手ごろな価格で手に入りそう
- 高性能なCPUが搭載されているから
- 頻繁な充電が不必要で使い勝手がいい
- 長時間充電しなくても利用できるから
- MIL対応などで堅牢だから
- LDAC対応、ボディー剛性が高い、バッテリーが持つ
- microSD対応はこれからも続けてほしい
コストパフォーマンス
- 機能的な割にそれほどの高価格ではない
- 他メーカーの同等機種より安い気がする
- 性能に対して安い
- 比較的にコストパフォーマンスがいいと感じる
- 安価で性能低め
- 性能と価格のバランスがいい
- 比較的安価で標準機能を搭載している
- 高価格帯機種はカメラに特徴を持たせている
- 低価格からハイエンドまでラインアップが充実していて用途に応じて選べるから
- コスト的に松竹梅のラインアップがある
- 手の出しやすい価格
信頼性・ブランド
- ライカとの協業も印象に残っている
- 有名ブランドだから
- いいカメラブランドと提携しているから
- 品質も家電ブランドのイメージから信頼ができます
- 日本製への信頼はやはりある
- 日本のメーカー製品という安心感がある
- 他ブランドに比べて品質が優れていると思う
- 長年使っているため
- 日本のメーカーなので
- 国産というイメージが強い
- 日本の会社が作っており、国内の市場をよく分かった開発をしていて実際にユーザー数も取れているから
- シャープブランドは信頼できる
- 国内で生き残っている実力のあるブランド
- IGZOを開発した会社だから
- 日本製は信頼感がばっちり
- 液晶技術の創成期からコア技術として育成発展させ高いレベルにあるから
使いやすさ
- 操作性がシンプルなので
- 簡単メニューなどを備えていたので母親に追加で購入した
- 滑り落ちることはままあることで、今使用中のシャープのスマートフォンは、とても安心感がある。また、本体を清潔に保てることもよい
- 日常使いに困らない性能の端末が手ごろな価格で手に入りそう
- AQUOS senseを持っているが電池持ちに不満はない。親世代に安心して勧められる
AQUOS R10では、2024年のAQUOS R9から引き続きmiyake designがデザインを手掛け、カメラを囲う自由曲線を生かした優しい印象を得られる。両面のガラスパネルとアルミ素材を組み合わせた上品な質感もあり、日常生活で長く使い続けたくなるデザインに仕上がっている。

6.5型フルHD+(1080×2340ピクセル)Pro IGZO OLEDを搭載。インカメラは5030万画素(写真=左)。背面にはライカ監修の5030万画素標準カメラと広角カメラ、FeliCaを備える(写真=右)以前のAQUOS R8までのデザインと最新のAQUOS R10についての評価を尋ねたところ、「とても良い」「まあまあ良い」を含めた比率は、AQUOS R8までの39%から、AQUOS R10では46%に伸びている。近年のスマートフォンはカメラの大きさと数を目立たせた製品が多いが、そんな中で広い層が飽きずに使い続けられる秀逸なデザインといえる。
また、6.5型の大きなディスプレイを搭載しながらも、フレーム部分を薄く仕上げることで、画面の大きさとスリムさを両立させた。大画面で動画視聴やSNSを利用したいが、できればスリムなモデルに買い換えたい人にお勧めしたい。
サイズは75(幅)×156(高さ)×8.9mm(奥行き、突起部除く)、重量は197gだ。底面にはUSB Type-C端子(USB3.2 Gen1、DisplayPort v1.4、USB PD 36W充電対応)とステレオスピーカーの底面側を搭載するCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2025年7月16日