カメラ機能で重視している内容は、「広角、望遠、超広角の複眼カメラを搭載している」が最多で、次いで「画素数の高さ」が挙がっている。
AQUOS R10では標準カメラにライカカメラ監修の「HEKTOR」レンズと5030万画素 1/1.55型の高画素センサーを採用。高画素を生かした光学2倍相当の鮮明な望遠撮影や、マクロ撮影にも対応しており、広い風景をダイナミックに撮ったり、料理を望遠で寄って撮ったりと、こだわりの撮影を楽しめる。
AQUOS R10ではさらなる高画質化を追求するために、より忠実な色合いを再現する14チャンネルのスペクトルセンサーと、前モデルの2倍の情報量を用いた合成処理に対応した。これらの工夫によりセンサーサイズの大きさを生かした「広角カメラの画質」や「暗所での撮影性能」がより強化され、薄暗いシーンや光源が複雑なシーンでもより印象的な写真を撮影できる。
ディスプレイで重視する機能は「画質」「画面表示のなめらかさ」「屋外で明るく表示できること」などが上位を占めている。ネット動画視聴の利用が増えたこともあってか、「画面サイズの大きさ」「有機EL搭載」といった点も重要視されている。
AQUOS R10のディスプレイは前述の通り、大画面6.5型フルHD+(1080×2340ピクセル)Pro IGZO OLEDを搭載する。リフレッシュレートは1〜240Hz可変駆動で、表示の滑らかさと省電力性能を両立させている。屋外利用時などに輝度を上げる全白輝度は1500ニト、HDRムービーを再生する際のピーク輝度は3000ニトとなる。
動画再生時は有機ELならではの鮮やかな発色はもちろん、ピーク輝度3000ニト表示により、まばゆい光が映り込むシーンも印象的に表現できる。暗所の表現も良好だ。「バーチャルHDR」機能により、HDR非対応の従来の動画も、HDR動画のような明るさと鮮やかさで楽しめた。内蔵ステレオスピーカーには、新開発のフルメタルBOXスピーカーを採用したことで、動画の迫力が増したのはもちろん、楽曲再生でもよりキレのある音と低音を楽しめるようになった。「Dolby Atmos」の立体音響にも対応している。
屋外では夏場の直射日光下でも、全白輝度 最大1500ニト表示により画面の内容をはっきりと確認できた。アプリの画面スクロールなども、1〜240Hzの可変駆動によって滑らかな表示で操作できる。SNSやマップアプリなどで有効にすると快適だ。
「電話」はスマートフォンの基本機能ではあるが、これを面倒に感じる人は意外と多い。「電話を面倒に感じたことがあるか」を聞いたところ、「とてもある」「ある」を合わせて63%が「電話を面倒に感じている」ことが分かった。この中には、通話した内容を後から記録する作業や、迷惑電話への対応なども含まれているだろう。AQUOS R10には、AIを利用して通話内容のおおまかな内容の記録やカレンダーへの登録、伝言メモの要約、迷惑電話対策といった機能が搭載されている。
AQUOS R10では、通話中のキーワードをAIが抽出して自動的にメモを取ってもらえる。この機能はAQUOS R9 proにも搭載されているが、AQUOS R10では、会話中に日時が含まれる場合、通知でスケジュール登録を促す機能が追加されている。秘書のように電話を受け、その後のアクションまで遂行してくれるというわけだ。
また、引き続き迷惑電話対策機能も搭載する。電話帳に登録していない相手からの通話を警告してブロックでき、自動音声で応答して相手の名前や用件が分かってから通話に出ることも可能だ。通話内容を自動録音し、会話内容が不審な場合は音やバイブ、メッセージで知らせる機能も利用できる。

「通話のハイライト」を有効にすると、通話中のキーワードや予定をAIが認識してハイライト表示。後から通話の内容を確認する用途にも便利だ(写真=左)。電話帳に登録していない相手からの通話に対して警告を表示。着信してから設定した秒数がたつと、自動応対に切り替わる機能も備える(写真=右)ここまで、読者の声から今のスマートフォンに求める要素や機能を確認してきた。その結果、「普段使いで不満を感じない高い処理性能」「さまざまなシーンに対応できるカメラ」「動画を高画質で楽しめるディスプレイ」が重要であることが分かった。そして大前提として「手頃な価格」も欠かせない。
今回、調査とともに紹介したAQUOS R10は、これらの要望をしっかりとかなえてくれる「失敗の少ない」スマートフォンだといえる。AQUOS R10で満足度の高いスマホライフを手にしてほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2025年7月16日