iPAQにHDR方式の動画配信デモ――Streaming Media Preview Japan 2001

台場のTFTホールで行われた展示で,iPAQの動画配信サービスのデモが行われた。

【国内記事】 2001年5月24日更新

 5月24日から行われている「Streaming Media Preview Japan 2001」において,KDDIのデータ通信技術を利用した「iPAQ Pocket PC」(以下,iPAQ)に150Kbpsの動画を配信するサービスのデモが行われた。このサービスは2002年以降に開始が検討されている「1x EV」(HDR方式)(5月22日の記事参照)を利用したもので,最大2.4Mbps,平均で600Kbpsのデータ通信を実現するものだ。

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 デモに使用されたiPAQには,Pocket PC用の「Windows Media Player 7.1」が使用されていた。これは最新CODECである「Windows Media Audio 8」と「Windows Media Video 8」を採用したもので,5月24日に日本語版が発表されたばかり(5月24日の記事参照)。

 また,デモンストレーション中には横に置かれたPCで通信速度がグラフ表示された。通信が始まると150〜200Kbpsで絶え間なくデータが受信され,安定した動作をみせていた。

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針は150〜200Kbpsで順調に受信していることを示していた

 「動画を見る場合,150Kbpsあれば十分な映像を見ることができる。それ以上の速さは,PDA側の処理に負担がかかってしまう。PDAのなかで一番動作が高速と思われるiPAQ(Strong Arm/206MHz)で試したところ,300Kbpsでぎりぎりだった」(KDDI説明員)

 扱うデータ量が大きいだけに,動画は消費電力を「そうとうくう」(コンパック説明員)ことになる。このため低消費電力のCPUを開発することと,バッテリーを改良することが課題だという。

 なおiPAQでは現在,動画配信番組が提供されている(5月16日の記事参照)。これは64Kbpsのデータ通信カードを使用したものだが,筆者にはまだまだクオリティが不十分なものに感じられた。KDDIは1xEV方式を使ったデータ通信サービスを,2002年以降に開始すると説明している。64Kbpsと150Kbps,その画質の差は,数字以上に大きいものだった。

[杉浦正武,ITmedia]

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