富士通，M-stage visual用動画配信サーバを提供へ

11日から東京国際フォーラムで開催されている「富士通ソリューションフォーラム2001」では，M-stage visualのコンテンツプロバイダ向けサーバのデモも行われている。

【国内記事】

2001年7月12日更新

　7月11日から13日まで東京国際フォーラムでは「富士通ソリューションフォーラム2001」が開催されている。会場では，FOMAでも提供されるNTTドコモの動画配信サービスM-stage visualのコンテンツ向けサーバのデモも行われ，ビジュアル端末「FOMA P2101V」上に動画が実際に配信されていた。

　M-stage visualは，コンテンツプロバイダが自前で映像配信サーバを用意する必要がある。サーバを持たないコンテンツプロバイダはドコモの認可を受けても動画配信サービスを提供できないため，こうしたプロバイダ向けに富士通が自社サーバを提供するのだという。

　実際のサーバ提供はFOMA本サービスの開始と共に開始される予定。「現在コンテンツプロバイダとの交渉を進めている段階。サービスの価格も含めて，現段階で詳しいことは明かせない」（説明員）

　富士通はこれまでも，iモード，EZweb，J-sky，ドットiなどで各種モバイルコンテンツのプロバイダ向けにサーバを提供していた。「今あるコンテンツのいくつかは，富士通のサーバを通して提供されている」（説明員）

　富士通は企業向けおよびコンシューマ向けコンテンツの企画，設計，開発，運用などさまざまな局面に対応した「Fmobile」というモバイルソリューションを提供している。FOMA本サービスの開始と共に，FmobileでIMT-2000の端末と連携したコンサルティングやSIなどさまざまなサービスを開始していくという。

[ITmedia]

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