写真で見る「SO210i」──折りたたみ最小待望の「SO210i」が発売された。思わず「コンパクト……」と感じてしまうボディにSO503i譲りの操作性のよさを備えた端末は,価格も手ごろ。多くのユーザーの人気を集めそうだ。
早くから噂ばかりが参考した「デジタル・ムーバ SO210i HYPER」が8月14日発売された。折りたたみ型ながら,89グラムという超軽量を実現している。
ソニーが“ムーバ”ブランドで出す初めての機種として注目されるSO210iだが,最大の注目点は「コンパクトさ」。210iシリーズで2機種目の折りたたみ型ということもあり,「N210i」の最大のライバルといえるだろう。 価格も,都内量販店で1万7000円前後とお買い得。N210iが未だに2万円以上で販売されているのを考えても魅力的だ。 スペック的には,ディスプレイに1.7インチ256色液晶,着信メロディには24和音チップを採用している(8月8日の記事参照)。SO503iと同じくジョグダイヤルと,予測変換機能「POBox」を搭載し(6月7日の記事参照),着信履歴からメールしたり,受信メールから電話をかけられる「EV-Link」機能も持っている(3月12日の記事参照)。
ソフトウェアは大きな変更なしアドレス帳やPIM機能など内蔵ソフトウェアはSO503iから大きな変更はない。ゲームなども内蔵されていないし,着信メロディも15種類のみでポップス系の曲は入っていない。 壁紙は9種類から選べ,「パラッパ」の静止画とアニメーションも含まれている。またSO503iと異なり,カレンダーを壁紙に設定できるのはありがたいところ。 メールにはセキュリティ機能が搭載され,暗証番号を入力しないとメール機能を一切使えない(閲覧もできない)ように設定することもできる。また,メールの本文やタイトルから全文検索できる機能もSO503i同様採用されている。
着メロ音量もアップ体感的なところだが,SO503iでの不満点だった“着信メロディの音が小さい”部分も改善されている。同じく24和音ながら,スピーカーが変わっているようだ。 スピーカーといえば,背面にある円形のスピーカーらしき部分はダミー。穴は最初からふさがれており,この部分を押さえても音量は変わらない。床や布の上に置いてもスピーカー部が隠れて音が小さくならないのはありがたい。また面白いことにバイブレータは液晶部にある。
これだけの小ささを実現しながら,電池はSO503iと共用で680mAhの大容量のものを使っている。ACアダプタも共用だ。 ライバルはN210i?かわいらしい,コンパクト,という言葉がよく似合うSO210i。カラーの1つ,「エンジェルピンク」では光の当たり具合によって色が変化する塗装も採用している。 折りたたみ型全盛の昨今だが,NTTドコモの折りたたみ型は「503iシリーズ」が多く,都内では新規販売価格もほぼ2万円を超えている。「210iシリーズ」では折りたたみ型は「N210i」しかなく(4月9日の記事参照),大人気を誇っていたが,さらにコンパクトで価格も安いSO210iが登場したことで状況が変わってきそうだ。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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