シャープのIMT-2000端末。そしてモバイルカメラはどこへ行く?

シャープがCEATECで参考展示したIMT-2000端末は,イメージモックながらリアルなデザイン。モバイルカメラの今後や,メモリ容量のロードマップなども展示された。

【国内記事】 2001年10月3日更新

 CEATECでシャープが参考展示したのは,IMT-2000端末のイメージモデル。シャープは何度か同種の展示を行っているが,今回のイメージモックはそのまま実機になってもおかしくないほどのデザインだ。

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 現在J-フォン向けにPDC端末を,NTTドコモ向けにもドッチーモやPHSを製造しているシャープだが,“どのキャリア向けの”イメージモデルなのかは明かされていない。「IMT-2000といっても2社ありますから」(シャープ)

 右側のPDA3機種と下のスティック型端末3本は,親子の関係。シャープは「2ピースタイプ」と呼び,セットで利用することを想定している。PDAに電話機能が内蔵され,通話に使うスティックとはBluetoothを使って通信するイメージだという。「IMT-2000では通話しながらデータ通信ができる」(シャープ)ことを生かした端末だ。

 J-フォンはIMT-2000の仕様を公開していないが,ドコモのFOMAでは通話しながらデータ通信が可能。ドコモでは来春にはPDA型のFOMA端末を投入すると語っており,シャープのイメージモックはその姿を喚起させるものだった(9月3日の記事参照)。

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スティックのアップ。液晶は付いているがダイヤルボタンはなし。PDAの親機に入力したアドレスを検索してダイヤルするイメージだという

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 もう1つ,「ビジュアルフォン」として展示されていたのがこちら。ヒンジ部にカメラが付いており,3インチはあるかと思われる巨大なディスプレイが印象的だった。

次世代モバイルカメラはVGA?

 シャープといえば,J-フォンの「写メール」で有名なカメラ付き端末の生みの親でもある。このモバイルカメラのモジュール自体もシャープ製だ(3月7日の記事参照)。

 初めてカメラを搭載した「J-SH04」から最新の「J-SH07」に至るまで,細かな改良は重ねてきているというものの,CMOS型11万画素というスペックに変更はなかった。

 シャープブースではモバイル機器向けイメージセンサーも展示。11万画素のCMOS型モジュールでは「センサーの性能を向上させ,従来最低照度を15ルクスから5ルクスにした」(シャープ)という。

 また「VGAタイプが欲しい」という要望に答え,VGAサイズの画像撮影が可能な35万画素CMOSセンサーも開発中。2002年春にサンプル出荷を予定しているという。

 同じホールでは三洋電機が携帯電話向けCCDモジュールを展示していたが,シャープではCCDタイプの展示はなし。「(CCD型は)急いでやらないと,とは思っている。現在のところ計画はない」(シャープ)という。

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 シャープでは携帯電話向けの「スマートコンボメモリ」の参考展示も。開発中だというこのメモリは128Mビットのフラッシュメモリにシャープ独自の高速アクセスメモリ「SmartcomboRAM」32Mビットを組み合わせたもの。次世代携帯電話に搭載を予定している。

[斎藤健二,ITmedia]

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