Pocket PCでもFOMAが動いた!――6機種をテスト

最新機種“ラジェンダ”「BE-500」では動いた!

 まずは10月20日に発売されたばかりのカシオペア“ラジェンダ”「BE-500」(プロダクトセンター参照)で実験してみよう。ラジェンダはWindows CEをベースとしたPDAであり,P2401の動作対応機種には含まれていない。

 まずはオプションで用意されているPCカードユニットにP2401を差し込んでラジェンダに装着する。次にメニューから「通信設定」を開き,その中から「新しい通信設定」を開こう。通信セットに分かりやすい名称を付けたら,この通信セットをメールで使うのかインターネットで使うのかにチェックを入れる。あとは上記の通り,設定を行っていく。

 メールを利用する場合には,この先でメールアカウントの設定が必要となるが,Webブラウジングのみで利用する場合はこれで完了。あとは接続の一覧で作成したセットを選び,接続を開始するだけだ。コールが開始され,あっさりとつながってしまった。

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キーボード付きデバイス「Jornada710」もOK

 筆者は「Jornada710」(プロダクトセンター参照)を愛用している。このJornada710もWindows CEマシンであり,キーボードの付いたCEデバイスの中では比較的人気のある機種。最近では価格もこなれてきており,sigmarionIIと購入比較をする人も多いようだ。sigmarionIIにはFOMAで利用可能なコネクタが搭載されているが,もしP2401を使えるのならJornada710のほうをを欲しいという人もいるだろう。早速実験してみた。

 PCカードスロットにP2401を挿入し,「リモートネットワーク」で「新しい接続」の設定を開始しよう。「接続名」に分かりやすい名称を付けたら,前述のように設定を進める。

 あとはリモートネットワークから新しくできた接続先を開いて,「接続」をタップすれば接続が開始される。Jornada710でも簡単に接続することができた。

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PocketPCでも接続可能!

 次にPocketPCの中で,現在唯一PCカードを利用できる「iPAQ PocketPC」(プロダクトセンター参照)でも使えるかどうか実験してみた。まずはiPAQ PocketPC本体のほかに,PCカードを利用するためのジャケットと呼ばれる周辺機器を用意しよう。P2401を装着したジャケットをiPAQ PocketPCに装着すれば,準備は完了だ。

 スタートメニューから「設定」を開き,「接続」から「モデム」を選択する。ここで「新しい接続」をタップして設定を開始しよう。あとはこれまでと同様に設定を進め,「接続」フォルダから作成した接続ファイルを開く。

 iPAQ PocketPCでも問題なく接続を開始することができた。

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