「LTEスマホは料金が心配……」という人に! 月々の支払い額3880円、ハイスペックモデル「STREAM X」のススメ:ハイスペックでデザリング使用料無料(2/2 ページ)
イー・モバイルから待望のLTE対応スマートフォン「STREAM X(GL07S)」が発売された。高速通信などスペックの高さも気になるが、なにより月々3880円という魅力的なランニングコストが特徴だ。
現在のEMOBILE LTEの実測値はどれくらいだろうか。STREAM Xの通信時速度を、イー・モバイルの受信最大75Mbps※1に対応している東京・お台場の東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)台場駅前と、同じく国際展示場正門駅付近で、速度計測アプリの「RBB TODAY SPEED TEST」を使って調べてみた。通信速度は環境によって大きく変化するので、あくまで1つの参考としてほしい。またこの結果は端末単体の通信速度であり、テザリングした際の通信速度と異なる可能性があることも補足しておこう。
最初の台場駅前では、1回目が受信50.47Mbps/送信20.09Mbps、2回目が受信63.76Mbps/送信20.51Mbps、3回目が受信56.19Mbps/送信19.82Mbpsとなった。平均すると受信56.80Mbps/送信20.14Mbpsで、理論値の受信時最大75Mbps/送信時最大25Mbpsにかなり近い。次の国際展示場正門駅付近では、1回目が受信36.65Mbps/送信17.83Mbps、2回目が受信36.63Mbps/送信18.64Mbps、3回目が受信42.43Mbps/送信19.92Mbpsで、平均すると受信38.57Mbps/送信18.80Mbps。受信速度がやや低くなったが、それでもかなり高速だ。送信速度が安定していることや、回線の応答速度を表すping値が100msを下回っているのも特徴的だ。
通信が高速なら、端末の処理速度も速くないと快適に使うことはできない。その点STREAM Xは、1.5GHzのクアッドコアCPU「HiSilicon K3V2」と16コアのGPUを搭載し、処理速度も高速だ。とくに3Dゲームのようなグラフィックを重視し、激しいアクションのある内容でも、快適かつ滑らかな操作で楽しむことができる。動作が不安定になる、またはアプリが突然終了するといった心配も少ない。
実際プリインストールされているゲームだけでなく、グラフィックが美麗で激しい動きのあるFPSゲームをインストールしてみたが、快適にプレイできた。またGoogle Play™からフルCGで制作された映画をレンタルしてみたが、こちらもスムーズに視聴ができた。
タッチパネルディスプレイは4.7インチのHD(1280×720ピクセル)TFT液晶が使われている。このディスプレイには「インセルタッチパネル」という最新技術が使われている。これは画面を表示する液晶パネルとタッチパネル用のセンサーを一体化したもので、従来の液晶パネルよりも反射を抑え、視認性が増すという利点がある。例えば、晴れた屋外や強い照明が当たる場所で、スマートフォンの画面が見えにくくなった経験はないだろうか。インセルタッチパネル採用のSTREAM Xならそうした不満は少なくなるはずだ。またタッチパネルのセンサー感度も精度が上がるため、指先で軽くタッチしただけでも正確に反応し、サクサク・キビキビとした快適操作が可能だ。
OSはAndroid™ 4.1を採用し、ホーム画面にはSTREAM X独自の「Emotion UI」を取り入れた。これは、従来のAndroid™スマートフォンでは一般的な「ホーム画面」と「アプリトレイ(メニュー)」を融合した、新スタイルのUIだ。ホーム画面からすべてのアプリにアクセスでき、またウィジェットもこれまで通り利用できる。複数のアプリをまとめたフォルダも使え、シンプルながら使い勝手がよい。特に画面を自由に、かつ手軽にカスタマイズしたい人には最適なデザインだ。
ロック画面にもアプリを自由に3本登録し、すばやく起動できる。日本入力システムには「FSKAREN®」のバージョン3.0を採用しており、タブを使って文字種類を素早く切り替えることが可能。また、キーボードのカスタマイズもでき、デザインやサイズの変更も可能だ。これまでの日本語入力システムにはない新しいスタイルが快適で、Emotion UIと合わせたこの自由度の高さは魅力だ。
メインカメラには、有効1300万画素の裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載した。裏面照射積層型CMOSは暗い場所でもノイズが少ない写真や動画を撮影できるのが特徴だ。さらにHuawei独自の画像処理技術「Pro Vivid™」を搭載しており、逆光などの明暗差があるシチュエーションでも、暗い部分を明るくし、明るすぎる部分を抑えてキレイな写真を撮影できる。また、HDR撮影機能は、静止画だけでなく動画撮影でも行えるようになった。これも新型CMOSを採用した恩恵と言えるだろう。
またSTREAM Xは、イー・モバイルのスマートフォンでは初めて「おサイフケータイ®」にも対応し、電子マネーでは「楽天Edy」、交通系では「モバイルSuica」(4月6日から提供)が利用できるなど“1台目”としての実用性も高い。そして緊急地震速報や津波警報などを受信する「緊急速報メール」をサポートしていることも忘れてはならないだろう。
STREAM Xのボディは厚さ8.6ミリ(最厚部9.2ミリ)とかなりスリムだが、バッテリーは2350mAhと大容量のものを内蔵している。連続待受時間はLTEで約270時間※2、3Gなら約310時間※2。また連続通話時間は約760分※2だ。テザリングも連続約8時間※2使用できる。そのテザリングはイー・モバイルのスマホではおなじみの「Pocket WiFiウィジェット」を使うことでワンタッチで起動し、最大8台と同時接続が可能だ。
以上、見てきたように、月々3880円※3で利用できるSTREAM Xは最先端の技術を盛り込み、他社の最新スマホと比べても遜色のないスペックとなっている。
専用の料金プランも業界随一と言える安さであり、コストパフォーマンスの良さは特筆すべき点だろう。できるだけリーズナブルにスマートフォンを使いたい――という人はもちろん、実績あるイー・モバイルのモバイルブロードバンド網を、LTE対応スマートフォンで使い倒したいというヘビーユーザー層にもオススメできる1台だ。
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提供:イー・アクセス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年4月24日
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