よりタフになった頼れる相棒――arrows先生と探る「arrows M04」の魅力(2/3 ページ)
「arrowsは、我が体の一部である」という名言で有名なarrows先生。そんな彼が、最新SIMロックフリースマートフォン「arrows M04」をレビューしたいと言い出しました。ならば、心ゆくまでレビューしてもらいます。
シニア層やスマホに不慣れな人でも安心な「かんたんセット」
arrows M04には、ホーム画面アプリが3種類プリインストールされている。うち2つは従来からおなじみの「NX!ホーム シンプル(旧:LeafUI)」と「NX!ホーム」だ。標準ではNX!ホーム シンプルが表示されるようになっている。
しかし、注目すべきは新たに登場する「かんたんセット」だ。これは一部のMVNO向けarrowsにプリインストールされていた「シンプルホーム」をブラッシュアップしたもので、電話をかける時に使う「電話」「電話帳」、SMS(ショートメッセージ)の送受信に使う「メッセージ」や、Webページを見る時に使う「インターネット」といったスマホを使う上で基本となるアプリも同一デザインで用意された。
かんたんセットの操作感はケータイ(フィーチャーフォン)で慣れ親しんだものに近いので、これからスマホデビューをするシニア層の人や、スマホに不慣れな初心者でも“しっかり”と操作できる。見た目もスマートなarrows M04で、すぐにスマホを使いこなせるようになるはずだ。
なお、かんたんセットをホーム画面に指定すると、本体の文字表示サイズが自動的に「大」となる。それ以外のサイズにしたい場合は別途設定が必要となるので注意しよう。
シニア層にもうれしい機能としては「どこでもズーム」や「拡大鏡」も外せない。
その名の通り、どこでもズームは画面表示をいつでも拡大できる機能だ。一部のMVNO向けarrowsスマホにはすでに搭載済みではあるが、arrows M04では全販路のモデルにおいて初期状態で使えるようにセットアップされている。アプリ自体に表示の拡大・縮小機能がなくても使えることも見逃せない。
なお、この機能はarrowsスマホ独自の「スライドディスプレイ」(画面表示を下方にずらして画面上部のアイコンなどをタップしやすくする機能)と排他となっている。スライドディスプレイを使いたい場合は設定を変更しよう。
拡大鏡は、アウトカメラを使って文字を拡大する機能だ。新聞や雑誌にカメラを向けて通知パネルスイッチから「拡大鏡」を選ぶだけで使える。もしも気になる記事があったら、シャッターキーを押せばカメラ画像として撮影できる。フォトメモ機能としても便利だ。
arrowsらしい「人によりそう機能」
arrowsを語る時、「ヒューマンセントリックエンジン(HCE)」の存在は外せない。
HCEは富士通と富士通コネクテッドテクノロジーズがケータイ(フィーチャーフォン)時代から培ってきた“人(ユーザー)に寄り添う”便利機能の集合体。arrows M04にもそのエッセンスは含まれている。
例えば、周囲の明るさに応じて自動的に画面輝度を上げて画面を見やすくする「スーパークリアモード」や、光の特徴から画面の色味を自動調整する「インテリカラー」、目の特性の加齢による変化に合わせて画面の色味を変える「あわせるビュー」はその典型例だ。これらの機能を駆使すれば、自分の目に最適な表示にできて、疲労も抑えられるだろう。
通話の聞き取りにくい部分を自動調整する「スーパーはっきりボイス4」もHCEを使って実現した機能だ。通話相手の音声とサブマイクが拾った周囲の騒音を分析し、どこでも相手の声を聞き取りやすくしてくれる。「スマホはあくまで“電話”である」と考える人にとっては、より高音質な「VoLTE」対応と合わせて通話が快適になることは喜ばしいはずだ。
提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2017年8月24日
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