「Galaxy S22」シリーズの魅力とは? ITmedia Mobile×ジャーナリスト座談会で徹底討論(4/4 ページ)
「Galaxy S22」シリーズが、日本でも発売される。このS22シリーズについて、ITmedia Moibleでは、ジャーナリストの山根康宏氏、荻窪圭氏、三上洋氏を招いて座談会を開催。Galaxy S22シリーズの魅力を、Sペン、カメラを中心に徹底解説する。
Galaxyシリーズを振り返り、今後に期待すること
Galaxy Sシリーズが日本に登場したのは、NTTドコモが2010年に扱った「Galaxy S」だ。Galaxy S2でLTEに対応し、Galaxy S3でおサイフケータイ、Galaxy S5で防水に対応するなど、順当に進化していった。サイドがカーブしたエッジスクリーンで、新しいディスプレイと使い方も提案した。
日本でGalaxy Noteシリーズが出たのは、Galaxy Sシリーズから少し遅れて2012年。2014年にはエッジスクリーンを採用した「GALAXY Note Edge」が登場している。
2015年以降、Galaxy Sシリーズは7、8、9、10の後、1世代上がって冒頭に紹介した通りS20シリーズとなり、西暦に合わせた型番で進化している。Galaxy S20シリーズは5Gに対応し、デザインも変わった。Galaxy Noteシリーズは少しブランクがあって2017年にGalaxy Note8が登場。2020昨年のGalaxy Note20 Ultra 5Gで5G対応した。
三上氏が最初にGalaxyを使ったのは「Galaxy S2」だという。
「Galaxy S2から画質が格段にアップしたことで、仕事にも使えるようになりました。それまで取材記者として発表会で撮影するには、一眼レフが必須でした。携帯電話の発表会なのに、『スマホやケータイで撮らないでください』と言われたくらいです。でもGalaxy S2あたりから記者がスマホでパシャパシャ撮っていても、プライベートだと思われなくなった(笑)」(三上氏)
今や記者会見をスマホで撮る記者は珍しくない。むしろ、動画を撮るならスマホの方がいいという感覚だ。
荻窪氏によると、16:9の横長のイメージセンサーを採用するなど、Galaxyにも、新しいスマホ時代のカメラがどうあるべきかを模索していた時代があったという。そして、S4、S5、S6頃に急にクオリティーが上がったと振り返った。その後、2眼カメラになり、機械的に絞りが切り替わってF値が可変するユニークなカメラも搭載した。
三上氏は、買い方が多様になっている現在の状況に合わせて、Galaxyにも「あらゆる売り方に対応してほしい」と注文した。
「いろいろなところで買えるので、そのときに王道の、ちゃんとしたスペックで、世界シェアナンバーワンというラインアップが、きちんとあってほしい。Galaxy Harajukuでも、キャリアでも、量販店でも、どんな方法でも入手できるような体制にしてほしいなと思います」(三上氏)
荻窪氏は今後のGalaxyのカメラに期待することとして、「いろいろな機能を使いやすくすること」を挙げた。実は既に、Galaxyにはカメラアプリの機能として撮影ガイド機能が搭載されている。デフォルトはオフになっているが、「カメラの傾きを注意したり、被写体によって良い構図を教えてくれたりするなど、AIが撮るサポートをしてくれる」という。
現在、カメラのハードウェア面の進化スピードは緩やかになっているが、AIの進化スピードは衰えを見せていない。AIにとって撮影や編集にかかる手間が今よりも少なくなっていき、「より失敗がなくて、24時間、いつでも使えるカメラになっていくと思う」(荻窪氏)と今後のカメラを展望した。
「ほぼ全モデルを触ってきた」山根氏の一番印象深いモデルはGALAXY Note Edge。当時としては長く、3年ほど使い続けたという。
「サムスンのスマホは、ディスプレイの美しさと大画面化、チップセット、そしてカメラの高画質化をずっと追求してきている。ユーザーが今、何を求めているのかを常に見て、製品を出していたんだなと思いました。どれも本当にワクワクさせてくれる、いい端末でした。思い出は尽きないですね」(山根氏)
今後は折りたたみスマホが進化するが、「まだしばらくはストレート端末が続き、ストレートタイプはもっと進化していく」(山根氏)。最新の技術を搭載しているGalaxy Sシリーズ端末を買えば間違いないと強調した。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2022年4月25日

