スマホは「Back Market」のリファービッシュ製品が安心 中古よりも“高い品質”を担保している秘密に迫る(2/3 ページ)
スマートフォンの端末代金はなるべく抑えたいが、スペックも妥協したくない。そんな人に提案したいのが、「リファービッシュ製品」という選択肢だ。リファービッシュスマートフォンを販売するBack Marketでは、どのように製品の品質を担保しているのだろうか。
大きく3種類に分けられる登録業者 高度な修理ノウハウを持つ業者も
Back Marketに登録する販売業者は、大きく3つに分けられる。1つ目が、自社で修理を手掛けている業者。2つ目が、大手中古業者を含む小売業者。3つ目が、中古端末を仕入れてグローバルで販売している卸業者だ。
3つ目の業者については、「Back Marketのシステムをもともと本国で使っている外資系の企業が多い」(山口氏)とのこと。2つ目の小売業者の中には、自社で修理まで行っていない場合もあるため、1つ目の修理業者が修理についてアドバイスをすることもあるという。
今回、取材させていただいたユウソリューションズは、修理が主要事業の企業であり、1つ目の業者に該当する。同社は「スマホ修理工房」「iPhone修理工房」として全国に160の店舗を構えており、スマートフォン、タブレット、ゲーム機の修理を行っている。中古端末の買い取りも行っており、その量が増えてきたことから、2023年からBack Marketで出品を始めた。
Back Marketの検証基準は、販売業者にとってハードルの高いものだと想像していたが、じつはユウソリューションズにとっては「普段やっていることと変わらない」(氏益氏)そうだ。「買い取るときに状態のチェックはしています。われわれの中で項目があり、そこでおおよその状態は把握できます。外観のクリーニングとデータ消去をして、そのまま販売する流れになります」(氏益氏)
「ボタン、カメラ、ライト、マイク、スピーカーなど、各種機能に損傷がないかをしっかりと検品しています。外観の傷や汚れ、他にタッチの感度や画面の明るさも一通りチェックしています」(前田氏)
同社が培ってきた整備ノウハウは、Back Marketが定めるものと同水準のものだという。加えて、検品をするときは傷が付かないよう細心の注意を払っている。「分解作業が伴うので、買い取った端末の外観がキレイでも、作業するときに傷つける恐れがあります。そうなると、せっかくバッテリーが新しいものでも外観で価格が下がる場合があるので、特に気を付けています」(前田氏)
ユウソリューションズはBack Marketへの登録業者の中でも、修理や検品に関して高度なノウハウを持つ企業であり、他の業者に修理や検品のノウハウについてアドバイスすることもある。
「Back Marketさんの基準が高いということは分かっています。他の業者と比べると全然違いますし、お客さまに高品質のものを届けたいというポリシーは理解しています。僕らが技術面でお役に立てることがあり、Back Marketさんもそう見ていただいているので、高い品質について分かっていない業者さんに対して、僕らの目線で厳しくチェックするような役割を今後も担わせていただきたいと考えています」(氏益氏)
提供:Back Market Japan株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2024年12月4日
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