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女性の長つめは敵?――乙女的視点でiPhone 3Gを操作する (1/2)

直感的な操作が売りの「iPhone 3G」。だが、本当に使いやすいのだろうか……。女性にも注目を集めているiPhone、その操作性を乙女的女子目線で調べてみた。

iPhoneが宝の持ち腐れ


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 「iPhone 3G」(以下、iPhone)の購入から3週間。手に入れた皆さんはそろそろ端末の操作に慣れたころだろうか。

 やっと前回アプリを手に入れることができた乙女だが、どうにもまだiPhoneの操作に慣れずにいる。今、“乙女のiPhone”は、iPod機能とたまにインターネットを見る程度しか出番がなく、大変な宝の持ち腐れ状態だ。

 なぜ、使いこなせずにいるのか。

 乙女のITスキル……は置いておいて、そもそも大きな要因はそのツルッとしたインタフェースにあるのでは、と(勝手に)思い込んでいる。

 乙女はボタン式の携帯に8年以上慣れ親しんでいるためか、タッチパネル式の文字入力をマスターできずにいるのだ。iPhone片手にさまざまな情報を取り込んでいく“できる大人の女性”を目指す乙女だが、いつになったらスマートに操作ができるようになるのだろうか……。

“美しいつめ”は女性の命……だけどケータイには敵?

 社会人になって身だしなみにもコレまで以上に気を遣うようになった乙女。近々、つめを長くしてネイルアートでもしようかと思っていたのだが、これ以上iPhoneの入力が難しくなったらたまったものではない。

 そうはいっても、“美しいつめ”は女性の命。近年ではネイルアートが盛んになっていることもあり、つめを長く伸ばしてきらびやかなアートを施している女性も少なくない。長つめだとボタン式の端末でも、つめがボタンに引っかかってしまい打ち損じをすることがしばしばある。

 最近ではソフトバンクモバイルが“女性”をコンセプトした端末を発表。「Tropical 823P」や「MIRROR II 824P」などは立体的なキーを採用しているため、つめが長くても打ちやすい。これは、女子のつぼをよく押さえていると感動したものだ。

つめが長くても快適に使用できるのか!?

 さて、タッチパネルで操作のための立体的な凹凸を廃したすっきりデザインが売りのiPhoneだが、つめの長さに影響されることなく直感的かつ快適に使用できるのだろうか。乙女の入力練習がてら、つめの長い女子目線で使い勝手を検証をしてみた。

用意するもの:

  • iPhone 3G
  • 自分のつめ(長さ1ミリ)、つけづめ(長さ3ミリ、5ミリ)

 つめの長さは指先から出ている部分の長さに統一し計測。

検証内容

  • iPodで一曲選曲
  • メールにて文字入力の作業

 文章は統一で「お疲れ様です。乙女です。入力テスト作業中です。」


 つけづめは自前のつめに近づけるため何もアートのついていない白いプレーンなものを用意。先輩方が真剣に仕事をするエリアにて、長さ調整のために1人必死でつめを削る乙女。むむむ……以前、キュージョンで一人遊びを試みたときの様な痛い目線を感じる……これもれっきとした仕事なんですよぉ……!

photo 作成したつけづめたち
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