News | 2000年11月6日 08:53 PM 更新 |
エプソンダイレクトは11月6日,x86互換CPUで最速となるAthlon/1.2GHzを搭載可能なPC「Endeavor Pro-720L」の受注を開始した。本機はミドルタワーのきょう体に,VIA Apollo KT133チップセットを使用し,PC133 SDRAMを搭載する。
Athlon/1.2GHz搭載マシンとしては,既に日本ゲートウェイが,プロセッサの発表と同時に「Gateway SELECT1200」を発売しており,Endeavor Pro-720Lは,国内では2機種目に当たる。
B.T.Oにより各種パーツを選択可能で,CPUはAthlon/1.2G/1G/900MHz,またはDuron/800M/700MHzから選ぶことができる。
ミニマム構成価格
製品名 | Endeavor Pro-720L | |
CPU | AMD Duron/700MHz | Athlon/1.2GHz |
メモリ | 64Mバイト SDRAM(PC133対応,最大768Mバイト) | |
HDD | 約7.5Gバイト(Ultra ATA/66対応) | |
ドライブ | 最大48倍速CD-ROM,FDD | |
グラフィック | Millennium G200LE | |
OS | Windows Me | |
価格 | 8万3000円 | 13万8000円 |
出荷開始は,11月末の予定だ。エプソンダイレクトの宣伝企画グループ部長の渋沢泰夫氏によると,「Athlon/1.2GHzの供給はそれほど潤沢でない。そのせいで出荷が遅れていた」と出荷の遅れを説明する。
また,DDR SDRAM対応で期待されるAMD-760チップセットに関しては,「搭載マザーボードの供給待ち」で,Pro-720Lの後継機種での対応が検討されるもようだ。
ハードウェア構成を,日本ゲートウェイのGateway SelectのAthlon/1.2GHzモデル標準構成とそろえた場合,どのくらいの価格になるだろうか? Athlon/1.2GHz,メモリ64Mバイト,RIVA TNT2 M64(エプソンダイレクトはMillennium G200LE),8倍速CD-R/W,20.5GバイトのHDD,サウンドカード,モデム,キーボード,マウス,Windows Meといった構成だ。エプソンダイレクトのマシンが19万円。日本ゲートウェイのマシンでは19万4800円となる。
同日,エプソンダイレクトはオールインワンノートPC「EDiCube Note NC610」の受注も開始した。
CPUにCeleron/600MHz,ディスプレイは1024×768ピクセル表示が可能な13.3型TFT液晶を搭載し,チップセットにはグラフィック統合型であるSiS630を採用。メモリ容量などは購入時に変更できる。
価格は12万9800円。Office 2000搭載モデルは14万9800円となる。
製品名 | EDiCube Note NC610 |
CPU | モバイルCeleron/600MHz |
メモリ | 64Mバイト SDRAM |
HDD | 10Gバイト |
ディスプレイ | 13.3型TFT液晶(1024×768ピクセル) |
ドライブ | 最大24倍速CD-ROM,FDD |
モデム | 56Kbps FAXモデム |
LAN | 100BASE-TX/10BASE-T |
PCカード | TypeII×2 |
OS | Windows Me |
サイズ | 300(幅)×250(奥行き)×41(厚さ)ミリ |
重量 | 約3キロ |
価格 | 12万9800円 |
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