News | 2001年1月9日 10:37 PM 更新 |
Weekly Top10(12月31日〜1月6日)
【国内記事】 | 2001年1月9日 10:37 PM 更新 |
ラスベガスで開催中のCES(Consumer Electronics Show)で米Microsoftのゲームコンソール「Xbox」の最終デザインが公開された。先週トップの記事で取り上げた「流出写真」はどうやら本物だったようだが,実物は写真よりも存在感があるらしい。まず,公表されたXboxの情報を少しまとめてみよう。
初期プロトタイプの派手な銀色からは想像できなかったが,きょう体色は黒になった。上面に大きく「X」の文字が浮き上がり,その中心には緑に輝く「Jewel」がはめ込まれている。Jewelには発光ダイオードが組みこまれており,電源ランプもしくはアクセスランプとして機能する模様だ。前面中央に並んでいるのは,電源ボタンとDVD-ROMの取り出しボタン。その左右には,USBベースのコントローラポートが2つずつ用意されている。
きょう体内部には,Intel製の733MHzプロセッサにNVIDIAのGPU,そして8GバイトのHDDを搭載。処理によっては「競合ゲーム機の2〜4倍のパワーを持つ」(MS)という。背面にはCATVやADSLといったブロードバンドインターネットに対応するためのイーサネットポートと,オーディオビデオの複合インタフェースが備えられた。
気になるのは,その大きさだ。実物を見た本誌記者の印象は,「PS2と比べるとかなり大きめ」「小型のビデオデッキ並み」というもの。マイクロソフトに確認したところ,実寸は325(幅)×260(奥行き)×90(高さ)ミリだというから,やはりビデオデッキレベルだ。さすが米国製。オーディオラックに入れたら似合いそうだが,日本のお茶の間では,その存在感が異彩を放つことだろう。
ただし,コントローラに関しては「日本のユーザー向けに,リサーチを行った上で若干デザインを変更する可能性がある」という。期待しよう。
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