News | 2001年3月21日 11:19 PM 更新 |
リコーは3月21日,通信機能を備えた光学3倍ズームデジタルカメラ「RDC-i500」を発表した。1/1.8型334万画素CCDを搭載し,価格は11万5000円。4月20日より販売を開始する。
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ボディカラーは明るめのシルバー |
リコーは昨年9月,通信機能を搭載したデジタルカメラの第1弾として「RDC-i700」を発売。カメラ本体から画像のFTPが可能なほか,画像をメールに添付して送信できるとあって大きな注目を集めたが,「保険会社など法人向けでは人気があったが,16万円近い価格がネックとなって個人ユーザーの間では売れ行きが鈍かった」(同社)という。そのためi500では,i700をベースにしながらも,普及価格帯をターゲットとした作りになっている。
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液晶ディスプレイは3.5型TFTから2型の透過型低温ポリシリコンTFT液晶に |
i700からの大きな変更点としては,液晶ディスプレイの小型化が挙げられる。i700では,3.5型の20万画素TFT液晶を搭載していたが,i500では2型の透過型低温ポリシリコンTFT液晶を採用。タッチパネル機能も外されている。このため本体サイズは,141.9(幅)×78.2(奥行き)×30.3(高さ)ミリとi700よりも一回りコンパクトになった。また通信機能では,Webサイトの閲覧機能やトリミング機能が省かれたほか,PCカードスロットがなくなっており,インターネットへの接続にはNTTドコモの「P-in Comp@ct」を使うことになる。
主な仕様は以下の通り。
モデル | RDC-i500 |
撮像素子 | 1/1.8インチ334万画素CCD(実効321万画素,原色フィルタ) |
記録画素数 | 静止画:2048×1536/1024×768/640×480ピクセル,動画:320×240ピクセル |
レンズ | 7.3〜21.9mm(35mm換算で35〜105mm),F2.6〜3.4(7群10枚) |
デジタルズーム | 1.3/1.6/3.2倍(640×480ピクセル時のみ) |
フォーカスモード | オート/マニュアル/固定 |
測光方式 | TTL測光式プログラムAE(中央重点/スポット/マルチ) |
露出制御 | プログラムAE(+/-2EV,0.5EVステップ) |
シャッタースピード | 8〜1/2000秒 |
ホワイトバランス | オート/固定(蛍光灯,曇天,白熱灯,屋外)/マニュアル |
感度設定 | オート(ISO150〜200),ISO200,ISO400,ISO800相当 |
ファインダー | 実像式光学ズームファインダー |
液晶モニタ | タッチパネル付き3.5インチTFT液晶(20万画素) |
記録メディア | コンパクトフラッシュ(Type?II),内蔵メモリ(7Mバイト),マイクロドライブ |
インタフェース | USB/オーディオ出力/ビデオ出力(NTSC/PAL) |
電源 | 専用リチウムイオンバッテリー(連続撮影時は約50分間持続) |
サイズ | 141.9(幅)×78.2(奥行き)×30.3(高さ)ミリ |
重さ | 295グラム(バッテリー別) |
価格 | 11万5000円 |
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