News 2001年4月2日 11:59 PM 更新

フュージョン,サービス開始直後に障害発生

フュージョン・コミュニケーションズのIP電話で,原因不明のトラブルが発生している。

 「全国一律3分20円」を掲げて電話事業に参入したフュージョン・コミュニケーションズだが,サービス開始当初から原因不明の障害に悩まされている。

 4月1日夜から,同社の市外電話サービスで「片方の相手の声が聞こえない(無音状態になる)」あるいは「ダイヤル後,小さな雑音が発生し,その後“ビー”といった大きな雑音が発生する」というトラブルが,まれに発生している。現在までに,サポートセンターには250余りの問い合わせが寄せられたという。「同様の状況が発生した場合は,かけ直してみてほしい」(同社)。

 現在のところ原因は不明だ。障害の発生する地域や時間に規則性がみられず,「プログラム上のバグである可能性もある」(同社)として,原因の究明と修復を急ぐ方針。なお,フュージョンでは,障害の発生した通話に関しては料金を請求しないほか,「10時間無料通話キャンペーン」の対象通信料金からも除外するとしている。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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