News 2001年4月20日 08:42 PM 更新

NEC,松下がLモード端末を発表

6月のサービス開始に向け,NECと松下からLモード端末が登場した。価格は6万〜8万5000円となかなか高価。

 総務省の認可を受け,6月サービス開始が決定したNTT東西地域会社の「Lモード」。早速,NECならびに松下電気産業からLモード対応端末が発表された。ともにFAX付きのコードレスフォンで,Lモードでやり取りした電子メールなどを印字することもできる。Lモードでは,最大2000文字を送受信可能な「Lメール」のほか,地域・生活支援情報や,オンラインバンキングサービスなどが提供される予定。現在,コンテンツ選定方針などに関する意見募集も行われている。

 NECは,Lモード端末の第1弾として,5型モノクロ液晶ディスプレイを搭載した「speax@」(スピークスアットマーク)シリーズを発売する。Lモード画面のスクロールや電話帳の検索に使用できる「くるくるローラー」を装備するほか,「メールボタン」「マイメニューボタン」を搭載し,ワンタッチでコンテンツの切り替えが可能だ。着信メロディは4和音。

 価格は,子機2台が付属する「SPL-N11W」が8万5000円,子機1台付属の「SPL-N10」が7万5000円だ。発売日は5月18日。

 松下電器産業および松下電送システムが6月1日に発売する「パナファクスL」シリーズは,57(縦)×76(横)ミリのモノクロ液晶を搭載し,「Lモードボタン」でLモードサービスにアクセスすることができる。16和音着信メロディー機能も搭載した。

 価格はオープンプライスだが,店頭予想価格は,コードレス子機が2台付属する「UF-L1WCL」が7万円前後,1台付属の「UF-L2CL」が6万円前後。

 「お母さんが台所でメールチェック」という触れ込みで家庭への浸透を図りたいLモードだが,speax@ならびにパナファクスLともに子機側でLモードを利用することはできない。そのため,Lモードでメールや各種サービスを利用する場合は常に親機の前にいる必要がある。

 ただ,NECと松下電送では「子機でLモードにアクセスできれば非常に便利」と話しており,親機とデータのやり取りが可能なデジタルコードレスLモード端末の開発も検討しているという。今回デジタルコードレスを採用しなかったのは,「コスト的な問題」(NEC)のためで,「子機のデジタル化に加え,ブラウザなどを搭載すると実売で3〜4万円は高くなる」という。

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[中村琢磨, ITmedia]

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