| News | 2001年7月2日 08:00 PM 更新 |
ライブドア，ソニースタイルなど10社と共同プロモーション
ライブドアの接続ソフトをカスタマイズして，提携企業のWebサイトにユーザーを誘導できるようにする。
無料インターネットプロバイダー（ISP）のライブドアは7月2日，ソニースタイルドットコム・ジャパンやクレディセゾンなど10社と提携し，共同プロモーション「One-Click Contact」を展開すると発表した。ライブドアが配布している接続ソフトのインタフェースをカスタマイズし，各社のWebサイトにユーザーを誘導できるようにする。期間は7月1日から12月31日まで。
ライブドアでは，提携企業各社とともに，専用の接続ソフトを開発。ソニースタイル用の「ソニースタイルドットコム・ジャパン Edition」，クレディセゾン用の「クレディセゾン Edition」などを提供する。カスタマイズするのは，画面上部に常駐するメニューバー。例えばソニースタイルの場合，トップページ，メールサービス申し込み画面，ならびにお勧めページなどにメニューバーから直接ジャンプすることが可能だ。
ライブドアの前刀禎明会長は，One-Click Contact導入について「現在のバナー広告には，Webサイトへの誘導は期待できない。だが，One-Click Contactではユーザーがインターネットにアクセスしている最中は，提携企業へのリンクが常駐するため，リピーターの確保が期待できる」と説明する。ただ，One-Click Contactでは提携企業へのWebサイトへのリンクを提供するだけのもので，「問題はWebサイトの中身。コンテンツに魅力がなければリピーターは獲得できない」（ソニースタイルドットコム）。
One-Click Contactに名を連ねるのは，ソニースタイル，クレディセゾンのほか，ウェスティンホテル東京，エテュセ オム，エムタウン，学習研究社，キャリアプラザ，CIC・ビクタービデオ，シマンテック，ならびに不動産インフォメディア。One-Click Contact対応の接続ソフトは，ライブドアのWebサイトからダウンロード（ファイルサイズは約1.9Mバイト）可能なほか，提携各社がCD-ROMキットで配布する予定。
なお，接続ソフトを乗り換える場合，使用中のソフトをいったんアンインストールして，新しいソフトをダウンロード・再インストールしなければならない。
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