News 2002年4月30日 09:36 PM 更新

あの名場面を再現できる2足歩行モデル「MICRO BOTS」(RX-78 ガンダム)

バンダイの2足歩行組み立てキット「MICRO BOTS」を試した。3000円を切る価格ながら,巧妙な仕掛けでリアリティ溢れる歩行を見せるのがウリだ。購入したら,やることは1つ!

 誰が名付けたのか,ガンダムマスター。新入社員には,「ガンダムマスターの中村さんですよね」と声をかけられる始末。軽い気持ちだったのに,たった1回の“過ち”が,こんなことになるなんて……。周囲の視線がイタイです。

 とはいいつつも,ぜんぜんメゲてるわけじゃありません。逆境で実力を発揮してこそ,プロというもの。そこで今回は,3月に発売された「MICRO BOTS」を入手。GW中でひっそりとした編集部で,レビューに励んだのだった。

おお,膝関節が!

 MICRO BOTSは,バンダイが開発した組み立てキットモデル。携帯電話のバイブレーション機能などに利用されている超小型モーターを内蔵し,さまざまなアクションを行えるのが特徴。バンダイはMICRO BOTSをシリーズ化していく予定である。


これがウワサの2足歩行ロボット「MICRO BOTS」(RX-78ガンダム)。定価は2980円。記者は地元のホビーショップで2680円にて購入

 ご存じの通り,MICRO BOTSシリーズの栄誉ある第1弾として選ばれたのは,ガンダム。「RX-78ガンダム」「MS-06 量産型ザク」「MS-06S シャア専用ザク」の3種類がラインアップする。もちろん,記者が購入したのはガンダムである。これまで,ザクばっかりフィーチャーしてきたが,やっぱり白いヤツを外すわけにはいかない。

 MICRO BOTS(今回のガンダムシリーズ)の機構は非常にシンプル。超小型モーターと充電池を内蔵した胴体部分に2本の脚がくっついているだけ。両足はそれぞれ円運動を行う仕組みになっており,左足と右足でタイミングをずらす(左足が円の頂点に達すると右足が地面に接地するようになっている)ことで2足歩行を実現している。


MICRO BOTSの心臓部分であるコアユニット


脚の付け根部分。ここが,MICROBOTSの歩行のポイントだ。脚が円運動するため,上下左右に支点(胴体と脚の接合部分)が移動することになる。そこで,脚の付け根部部には横方向の,腰のあたりには縦方向の動きを許容する“遊び”のスペースがある

 パーツを全く取り付けない状態で動かしてみると,その仕組みがよく分かる。でも,これだと全く意味が分からないので,とりあえず脚のパーツだけでも取り付けてみよう。

 MICRO BOTSRX-78の全長は120ミリ。非常にコンパクトで,持ち運びに便利なのだが,その割には,足がちょっとデカイ。いや,デカすぎるんじゃないか? この巨足には理由がある。MICRO BOTSは素の状態だと重心が後方に片寄り過ぎて1歩も歩行することはできない。まあ,ガンダムが歩くのだから,足がちょっとくらい大きくたって目をつむることにしよう。

 では,この状態で歩かせて見よう。今度は,ちゃんと歩きはじめた。ところが,何かがおかしい。MICROBTSの足はつっかえ棒のようになっていて,関節などないはずだが,ガンダムが歩くと膝がちゃんとあるように見えるのだ。


膝の動きに注目。パーツを付けていないほうの足と比べると違いがよく分かる。なお,MICRO BOTSの駆動時間は,10秒チャージで約30歩。非常に短命である

 バンダイが,どんな“トリック”を使ったかというと,先ほどの円運動と関係してくる。こちらも非常に原始的なもので,脚が円の頂点にあるときは,脚パーツが伸びきった形になり,地面と接しているときは,パーツが縮むようになっているのだ。なるほど。よく考えたものである。

 このまま,全てのパーツをくっつければ完成となるわけだが,ここは“通”らしくちょっと洒落た遊びを提案したい。使用するパーツは,両脚,胴体,右腕,ビームライフルである。頭部は使わない。右腕を真上に向ければ完成だ。勘のいい読者ならもう気付いたと思うが,そう,ガンダム史上に残るあの名場面である。ポイントは,充電を2秒ぐらいで止めること。歩き方も,ヨロヨロでそれっぽくなる。


この映像を観て涙できたら,貴方も立派なガンダムマスター?

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[中村琢磨,ITmedia]

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