News:ニュース速報 2002年6月5日 08:52 AM 更新

IBM、撤退/人員削減などで20億ドル強の費用


 米IBMは6月4日、人員削減などのため、第2四半期に20億〜25億ドルの税前費用を計上する予定であることを明らかにした。

 これには、昨日発表された日立との合意によるハードディスク事業からの撤退(6月4日の記事参照)にかかる費用、マイクロエレクトロニクス部門における資産償却分、人員削減を主体とする合理化にかかる費用が含まれるという。

 IBMは、マイクロエレクトロニクス部門で効率アップのための再編に取り組むとしている。具体的には、最先端の銅配線技術の利用を拡大し、カスタムチップの設計/製造と高度なファウンドリに注力、新たに技術設計サービスを加えるとしている。

 なおWall Street Journal紙などの米メディアによると、同社は半導体事業で1500人のレイオフを計画している。

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▼ IBMのプレスリリース

[ITmedia]

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