News:ニュース速報 | 2002年6月27日 04:22 PM 更新 |
エイチアイとACCESSは6月27日、ACCESSの組み込み機器向けWebブラウザ「NetFront」で3D CGを表示できるプラグインモジュールを共同開発したと発表した。
「NetFront」と「CompactNetFront」のプラグインインタフェースに対応した3D CGモジュール。同モジュールをWebブラウザに組み込むことで、HTMLコンテンツの中にインラインで3D CGコンテンツを配信できる。
エイチアイのソフトウェア3Dレンダリングエンジン「Mascot Capsule Engine Micro3D Edition」はJava対応携帯電話向けに採用されているが、Webブラウザからは同エンジンを呼び出して使用することはできなかった。プラグインの開発で、Java非対応の組み込み機器でも3Dコンテンツを閲覧できるようになる。Java技術のノウハウを持たないが、3Dコンテンツを配信しようと考えている企業のニーズに応えるとしている。
ACCESSは、6月26日に開幕した「組込みシステム開発技術展」(ESEC、東京ビッグサイト)で同プラグインをエイチアイと共同でデモ展示する。
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