News:ニュース速報 | 2002年7月16日 06:13 PM 更新 |
NECは7月16日、青色レーザーを使う次世代DVD技術を開発したと発表した。次世代光ディスク規格「Blu-ray Disc」とは異なり、従来のDVD規格との互換性を重視したのが特徴だ。
従来と同様の12センチディスクを使い、光ディスク片面に最大20.5Gバイトを記録できる。レーザーは波長405ナノメートル。データ転送レートは32Mbps以上としている。
対物レンズの開口数(NA)を0.65、メディアの厚さを0.6ミリと現行のDVDと同じにすることで、互換性を確保。ヘッドやメディアを従来と同じプロセスで製造できるため、製造コストを抑えられるとしている。
またBlu-rayとは異なり、カートリッジが不要なため「ノートPCなど薄型ドライブで利用できる」としている。
同社は新技術を、次世代DVDのPC用規格としてDVDフォーラムに提案する方針。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.