News:ニュース速報 | 2002年7月18日 04:53 PM 更新 |
東京都杉並区はこのほど、同区役所サイトで、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)稼働について区民が賛否を投票できるアンケート「住基ネットに関する一問調査箱」を開始した。
住基ネットは、市町村と地方自治情報センターをネットワークで結び、住民基本台帳に記録されている国民全員に11桁の番号(住民票コード)を割り当てて、氏名・生年月日・性別・住所の情報を一元的に管理するシステム。8月5日の稼働開始が計画されている。
「一問調査箱」では、電子メールアドレスと郵便番号を入力した上で、「凍結・延期すべき」「予定通り実施すべき」「どちらともいえない」の3項目で投票ができる。投票は8月31日午後5時まで受け付ける。
山田宏・杉並区長は「凍結・延期すべきという意見が多かった場合、住基ネットへの送信停止も検討する」としている。
サイトではさらに、住基ネットへの意見を投稿できる電子掲示板や、区長に直接意見を送信できる「区長への手紙」コーナーも用意した。
投票システムはVOTEジャパンが運営している。同社は日立製作所と米Vote.comの合弁会社。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.