News:ニュース速報 | 2002年7月31日 02:57 PM 更新 |
関西地域で起きた通信障害で、NTT西日本は7月30日、障害の原因となった別の「ワン切り」業者に対し、「障害を起こす可能性がある大量発信をした場合、一時的に回線を切断する」と警告した。障害を起こしていない業者に対し、障害発生の可能性をもとに事前警告するのは初めて。
NTT西日本は、同15日に発生した通信障害の原因を調べていたが(7月23日の記事参照)、同29日になって、この業者が3分間に2千数百回程度の発信を行っていたことを確認した。
このため同社は、通信障害を引き起こす可能性があると判断。業者に「契約約款に基づき一時的に回線を切断する措置を取る」と警告した。
同社によると、「業者は『言い分は分かった』と答えたが、了承はしていないようだった」という。しかし、その後大量の発信は行われていないとしている。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.