News 2002年8月5日 11:12 PM 更新

News Weekly Access Top10(2002年7月28日〜8月3日)ゲームのレーティングは改善の余地アリ?

明確なガイドラインがないゲームのレーティング制度を、ちょっとだけ分析

News Weekly Top10
1位 10月1日からゲームソフトは「年齢別」
2位 「セキュリティ優先策」を反映したWindows2000SP3
3位 偽物が多いNokiaと任天堂
4位 Hotmailの「送信済みメール削除」にユーザーが怒り
5位 「アイコラ」対策でホリプロ社長らパネルディスカッション
6位 使い捨て携帯電話、間もなく店頭に
7位 Dellの効率アップはもう限界か?
8位 不人気のままMSの新ライセンスプランが正式スタート
9位 Bフレッツが月額3500円から利用可能――「BB.excite」が破格のサービス
10位 富士写が新メディアを出す理由

Weekly Top10 先週のアクセスランキングトップは、ゲームソフトに「対象年齢」が付けられるという記事。この制度が運用されると、人を殺しまくるようなゲームは「18歳以上向け」にされてしまうかもしれない。そして、10月1日以降、玩具売場では、対象年齢オーバーのゲームをおねだりする息子が、「まだ早いわよ」とお母さんにたしなめられている光景が見られるようになるわけだ。

 ところで、CEROが「明確なボーダーラインはない」と説明しているように、どんな内容だと「倫理的に問題アリ」と認定されてしまうのかが今ひとつ分からない。実際、ゲームソフトメーカーがCEROに提出する「問診票」(案)では、「種類・程度を問わず」という言葉が多用されており、判断は「実際に見てから」といった雰囲気だ。ただ、問診票の傾向から、CEROが「性表現」の使用には非常に神経を尖らせていることは分かる。

 というのも、問診票には「暴力」「性表現」「反社会的な描写」など大項目が4つあるが、この中で質問数が圧倒的に多いのが、「性表現」だ。何しろ、考え付く性表現については完全に網羅している上、「抱擁」については「男女の抱擁描写」「男女以外の抱擁描写」と、なぜか2項目も設ける念の入れよう。さらに、「下着の露出」「水着描写」のように、ほぼ同じ表現について違う角度から攻めてみるなど、かなりのこだわり(?)見せているのだ。このほか、「性的なものを強く想起させる言葉」など、例を示さないと答えにくくてしょうがない設問もある。

 一方で、「暴力」の項目があっさりしているのはちょっと意外。出血の種類、死体描写などわずか5項目のみなのだ。暴力シーンを気にする親も少なくないだろうし、実際に事件などで“ゲームの悪影響”と言われるのは、性表現より過激な暴力表現のことのほうが多いように思えるのだが……。

 性表現偏重(?)の問診票(案)は、まだまだ改善の余地アリのようだ。

[中村琢磨, ITmedia]

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