News | 2002年8月26日 11:47 PM 更新 |
お盆明けとなった先週は、国内で大きなニュースもなく、そのせいかTop10のほとんどが海外ニュースで占められた。特に、7位のOperaや8位のMozillaなど、ブラウザネタが目立つ。まもなく登場予定というOperaバージョン7では、これまでのレガシーコードを捨ててイチから作り直したというレンダリングエンジンによって、さらに高速化が図られているらしい。
現在のバージョンでも「世界最速ブラウザ」をうたうOpera。日本語版の最新バージョン(6.05)が、前述の記事と同じ日に発表されたので、早速ダウンロードしてみた。
InternetExplorer(IE)では味わうことができないOperaの特徴といえば、やはり「タブブラウザ」ということに尽きるだろう。複数ページを1ウインドウに読み込んで、画面の端(Operaのデフォルトでは画面下部)に表示される“タブ”をクリックするだけで次々と画面を切り替えられる。一度使うと、その便利さに病み付きになるはずだ。
Netscapeも、バージョン7になってタブブラウザに変身した。そのほかにもIEの機能をベースにしたSleipnirや、サイズが小さく軽いDonut(と、そのクローン)、Moon Browserなど、ネット上には国内外の個性豊かなタグブラウザがたくさんアップされている。
徒然なるままにWebサーフィンを楽しんでいると、いつしか大量のウインドウに画面を占領されてしまうIE。タスクバーに並んだIEマークを見るにつけ「たかがブラウザごときに、貴重なシステムリソースが食われている……」と、精神衛生上もよろしくない。家(IE)でばかり遊んでいないで、たまには観劇(オペラ)でも楽しんでみては?(くっ苦しい…)
[西坂真人, ITmedia]
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