News:ニュース速報 2002年9月24日 06:27 PM 更新

近くレンズ交換式小型一眼レフデジカメが登場か Kodak・オリンパスが新センサー

オリンパスなどが進めてきた安価なレンズ交換式一眼レフデジカメの登場も近い。Kodakが「Four Thirds System」に準拠した新センサーの開発を表明

 米Eastman Kodakは9月24日、オリンパス光学工業と協力し、デジタルカメラの新規格「Four Thirds System」を採用したセンサーの開発を進めていることを明らかにした。詳細は近く発表するとしている。

 Four Thirdsは「3分の4」の意味。開発中のセンサーは次世代一眼レフデジタルカメラ用で、Kodakやオリンパスは同規格に準拠した高品質で多機能かつ小型・軽量な一眼レフデジタルカメラを実現できるという。

 オリンパスは既存の銀塩一眼レフカメラから独立したレンズ交換式一眼レフデジタルカメラの開発をかねてから表明しており、マウントの統一にはKodakと富士写真フイルム、松下電器産業も参加しているとされる。(3月1日の記事参照)。

 「3分の4」が何を示しているかは現時点では不明だが、既にセンサーサイズは13.2×17.6ミリ(アスペクト比3:4)になるとの報道もある。25日にドイツで開幕する「photokina」期間中に何らかのアナウンスがある可能性もあり、比較的安価になると予測されているレンズ交換式デジタルカメラの登場は近いようだ。

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[ITmedia]

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