News:ニュース速報 | 2002年10月23日 08:56 PM 更新 |
開発者向け会議「インテル・デベロッパ・フォーラム(IDF)Fall 2002」を開催中のインテルは10月23日、業界で初めてSerial ATA IIに対応したディスクコントローラ「インテル シリアル ATA コントローラ 31244」を発表した。
Serial ATA IIは、高速ストレージインタフェースであるSerial ATAをサーバ・ネットワークストレージ向けに拡張したもの。同コントローラは4ポートを備え、各ポートのデータ転送速度は1.5Gps。次世代PCI規格「PCI-X」にも対応する。インテル製I/Oプロセッサ「IOP321」などと組み合わせることで、RAIDアダプタやRAID機能をオンボード搭載したマザーボードを開発できる。出荷開始は2003年第1四半期を予定し、1万個ロット時の単価は22ドル。
またSerial ATA IIの「Phase 1」最終仕様もリリースした。同仕様に基づいた製品は2003年中ごろから相次いで登場する見込み。今後は信号処理速度の規格化を中心とした「Phase 2」の策定を開始する。2003年後半のリリースを予定し、製品登場は2004年後半の予定。
[ITmedia]
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