News:ニュース速報 | 2003年1月6日 07:48 PM 更新 |
日立のHDD子会社・米Hitachi Global Storage Technologies(HGST)は1月6日、容量4Gバイトのマイクロドライブを今秋に発売すると発表した。現在の最大容量の4倍となる。
新製品は従来の半分の厚さの新型ヘッド「Femto Slider Head」を搭載し、プラッタとヘッド間の距離を40%減らすことができた。また高密度化技術「Pixie Dust」を採用することで、面記録密度を60Gビット/インチ以上に向上。転送速度も50%以上高速化したという。
既に米Hewlett-PackardのPDA部門と米Eastman Kodakのデジタルカメラ部門が評価を開始している。新製品は米国の家電イベント「2003 International CES」(1月9−12日、ラスベガス)で披露される予定。
マイクロドライブはコンパクトフラッシュカードサイズの超小型HDD。IBMが製品化していたが、IBMのHDD事業がHGSTに統合されたため、同社が開発・販売を引き継ぐ。Pixie Dust技術などIBMが開発したコア技術もHGSTに継承された。
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