News:ニュース速報 | 2003年1月9日 05:12 PM 更新 |
米国のロボットベンチャーEvolution Roboticsは1月8日、バンダイが同社のロボット技術「Evolution Robotics Software Platform」(ERSP)を採用したと発表した。バンダイは「ドラえもん」をモデルにしたパーソナルロボットを2005年までに開発・発売する計画だ。
ERSPはソフトウェアによるロボットプラットフォーム。自律ナビゲーションや物体の視覚認識、言葉と身振りによる人間とロボット間のインタラクション、ロボットの感情と性格などがモジュールに含まれる。各機能の専用ハードが不要になるほか、開発期間を短縮でき、全体のコスト削減につながるという。
バンダイは2002年に「リアル ドリーム ドラえもん プロジェクト」をスタート。“本物のドラえもん”の2010年の完成が目標で、段階的に各機能を完成させながら製品を投入し、パーソナルロボット市場を立ち上げるねらいもある。
バンダイによると、2005年までに開発する予定のパーソナルロボットは「教育用フレンド」。子どもが楽しみながら学習するのを手助けする教育用玩具になるという。
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