News:ニュース速報 | 2003年1月14日 01:51 PM 更新 |
マイクロソフトは1月14日、Windows XP搭載PCの“子機”として機能するワイヤレス端末「Windows Powered Smart Display」を国内正式発表した。まずNECと富士通が順次発売する予定。
Smart Display(開発コードネーム:Mira)は、Windows XP Professional搭載PCを“親機”として利用できる端末デバイス。無線LAN機能で親機とワイヤレス接続し、家庭内のどこからでもWeb閲覧や電子メール、音楽ファイル再生などを行える。
本体はタブレット型。感圧式のタッチスクリーンを備え、ペンを使って操作できる。OSはWindows CE .NETベースの「Windows CE for Smar Displays」で、電源オンですぐに利用可能だ。子機として使用するためのクライアントソフト「Remote Desktop Protocol」を搭載、親機と連携して動作する日本語入力システム(IME)、ユーザーアカウントを簡単に設定できるウィザードも用意されている。
製品は、NECとNECカスタマックスが「SD10」を2月上旬に発売する。直販サイト「121@store」の価格は9万9800円。富士通も発売を予定している。
[ITmedia]
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