News:ニュース速報 | 2003年1月21日 05:02 PM 更新 |
三洋電機は1月21日、次世代光ディスクの記録用途に対応できる青紫色半導体レーザーを開発したと発表した。5月にサンプル出荷を開始し、今秋には量産化する計画だ。
開発したのは、出力35ミリワットの高出力タイプ。2002年3月に開発した出力5ミリワット品では再生用途にしか使用できなかったが、高出力化で記録・再生とも対応できる。
同社は青紫色レーザーを初めとする光デバイス事業に対し、2005年までに総額100億円を投じて生産設備を増強する計画。青紫色レーザー事業で2006年度に売上150億円を目指す。
「Blu-ray Disc」(波長405ナノメートル)など次世代光ディスク用の青紫色レーザーでは、ソニーと日亜化学工業が今春をめどに量産可能なレベルの製品を共同開発する計画(関連記事を参照)。シャープなど半導体レーザー大手も年内の量産出荷を計画している。
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