News:ニュース速報 | 2003年1月24日 01:42 PM 更新 |
富士通と米Intelは1月24日、ミッションクリティカル分野向けにLinux対応のハイエンドサーバの開発で協業することに合意したと発表した。基幹業務に耐えうる高性能IAサーバを投入し、メインフレームとUNIXサーバのリプレースをねらう。
富士通は2004年末までにXeon DP/MPを搭載した新サーバを開発。また2005年末までに次世代Itaniumを搭載した大規模マルチプロセッサシステムを開発し、それぞれ市場に投入する。
新システムはLinuxとWindowsに対応。128プロセッサまで拡張可能にする予定で、メインフレームクラスの高信頼性を持つとしている。両社はLinuxコミュニティとも協力し、Linuxの性能向上を支援する。
協業は、2002年10月に富士通が発表したLinuxビジネス戦略に基づくもの(関連記事を参照)。富士通の杉田忠靖副社長兼CTOは「Linuxサーバを、メインフレーム、高性能UNIXサーバに次ぐ、富士通の第三の高性能サーバ製品群として加え、高信頼、高性能システムを必要とする顧客に最適なプラットフォームとソリューションを提供する」としている。
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