News:ニュース速報 | 2003年1月27日 08:23 PM 更新 |
カメラ映像機器工業会はこのほど、国内メーカーの2002年のカメラ出荷実績をまとめた。デジタルカメラが好調さを維持する一方で、銀塩カメラの落ち込みが加速している。
国内と輸出を合わせた総出荷台数は約4821万台で、前年比13.8%増と2けたの伸びを達成した。市場をけん引したのはデジタルカメラで、出荷台数は約2455万台と同66.4%の大幅アップだった。
その一方で銀塩カメラは約2366万台と同マイナス14.3%に。前年の減少率13.0%からさらにマイナス幅が広がり、落ち込みに歯止めがかからない。中でも35mm以下のLS(レンズシャッター)カメラ(コンパクトカメラ)はデジタルカメラの影響をもろにこうむり、出荷台数は約2024台と前年比マイナス15.4%だった。
2003年の見通しでは、デジタルカメラは前年比27.8%増の約3145万台と予測。銀塩カメラはさらに減り、約2017万台と前年比マイナス15.0に落ち込むと見ている。
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