News:ニュース速報 | 2003年3月3日 10:02 PM 更新 |
ミノルタは3月3日、薄型3倍ズームデジタルカメラ「DiMAGE X」シリーズの新製品「DiMAGE Xt」を4月上旬に発売すると発表した。「屈曲光学系」を採用したフラットボディはそのままに、新デザインによる小型化やレスポンスの高速化が図られている。オープン価格で、実売予想価格は5万円前後。
「DiMAGE Xt」は、プリズムで光を90度曲げてボディ内に導くことでズームレンズを内蔵させた「屈曲光学系3倍ズームレンズ」を搭載。レンズをボディ外部にせり出させる必要がなく、ボディがフラットなまま撮影ができる点が特徴だ。
初代機「DiMAGE X」から厚さ20ミリの薄さは受け継ぎつつ、85.5(幅)×67(奥行き)ミリ、重さ約120グラム(本体のみ)とさらに小型化(DiMAGE Xは84.5×72×20ミリ、重さ約135グラム)。Xtはネックストラップで吊り下げた時に縦型になるようデザインされ、本体カラーもシルバーに加えレッドとブラックが加わっている。
5点ワイドAFの採用やスローシャッター時のノイズリダクション、スポット測光の追加など撮影機能も強化。時間制限なしの動画が撮影できる「ロングムービー」機能や最大180分のボイスレコーダ機能なども加わっている。背面モードダイヤルを設けて操作性を向上させたほか、セットすれば充電できるチャージスタンドが付属する。
CCDは1/2.7型有効320万画素(原色フィルター)、レンズは35mm換算で37−111mm、背面液晶ディスプレイは1.5型低温ポリシリコンTFT。記録メディアはSDメモリーカード/MMC。
同時に、有効400万画素CCD/3倍ズームレンズを搭載したコンパクト機「DiMAGE F200」を3月下旬に発売すると発表した。2002年4月発売の「DiMAGE F100」の後継機で、原色フィルターへの変更やAF機能の向上などが図られている。オープン価格で、実売予想価格は5万円前後。
[ITmedia]
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